2013年12月19日木曜日

年末にふさわしい華やかな盆栽です

盆栽飾り替えをしました。
忙しいこの季節ではございますが、
店内の盆栽で癒されてみてはいかがでしょうか。









左から
樹種 姫みかん 樹齢 約15年
樹種 やぶこうじ寄せ
樹種 桧    樹齢 約35年

12月22日は24節気の冬至にあたります。年の中で一番日照時間が短く、
太陽の力が弱いときとなります。

また、一陽来復といって、この日を境に陰の力が極まり、
陽が力を取り戻すことになる祝いの日とも言われます。

冬至にはゆず湯に入って体を守ると良いと昔から言われていますが、
代わりにみかんの木を用意しました。

太陽の力をいっぱいに貯めて実ったみかんは見ても良し、
食べても良し心も体も健康になります。


やぶこうじの可愛らしい赤い実はクリスマスにピッタリですね。

実付きが長く、お正月には別名十両と言って縁起の良い園芸品種として飾ります。


桧の林に見せた寄せ植えづくりは、ひっそりと佇んでいるようです。

演出に雪を降らせてみたくなりますね。

トナカイのそりが脇を通って行くイメージでしょうか。

街はクリスマスやら年末年始の支度やら師走の忙しさで色めき立って、
熱気を感じます。

盆栽を眺めて一息ついてみるのも良いでしょう。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年11月22日金曜日

季節の歩が感じられる素敵な盆栽です

盆栽飾り替えをしました。季節の歩が感じられる素敵な盆栽です。
是非ともお食事と共にお楽しみいただければと思います。

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樹種 西洋カマツカ     樹齢 約15年
樹種 風知草
樹種 黒松      樹齢 約45年

11月22日は24節気の小雪にあたります。山々が白化粧し、北国から初雪の便りが届きます。

カマツカの赤い実も色濃くなり、紅葉も散って枝に実だけが残って、
赤がより強調されて見えます。やがて鳥たちがついばんでゆくのでしょう。

風知草もきれいな草紅葉になりました。
夏の間は涼を演出してくれた風知草は最後の紅葉を見せて枯れてゆきます。

その後は刈り取られ、春の芽吹きを待つことになります。

黒松の寄せ植えは松原のように風に吹かれているようです。

木々を抜ける松風に耳を傾けるのは、ちょうど今頃が良いのでしょう。

初雪、初氷、初霜、初雁と初がつくと、なにやらめでたく感じるものです。

そういえば、そろそろ初炬燵が欲しい頃です。



株式会社 エスキューブ

銀座 雨竹庵

2013年11月13日水曜日

ルーシー・リーの展示作品を飾り替えいたしました

懐食みちばでは、銀座にありながらも心地よい四季の移ろいを感じ、
そして楽しみながらお食事をゆっくりと味わっていただけるようにという、
道場六三郎の思いから、盆栽と陶芸家ルーシーリーの作品を常時展示しています。

久しぶりとなりますがルーシー・リーの展示作品を飾り替えいたしました。
新しい年に向けて、繊細で暖かみのある三種の器を展示させていただいております。
ぜひこの機会に一度、お食事とともにゆっくりとご覧いただければと思います。






1 ピンク掻き落としの鉢 1970年代

   磁土、ゴールドの釉薬にインク、トルコブルーの掻き落としを施した華麗な鉢。

2 白釉の鉢 c.1978

   陶土、白釉薬の鉢に口縁にゴールドの釉を施している。
   釉の混ざり合ったところは薄い紫の色調。


3 ブロンズ釉にピンクの掻き落としの花生け c.1972

   磁土、豊かなゴールド釉薬。
   口縁とネックにピンクの掻き落としを施した。
   高台に残した無釉の部分が緊張感を生み出している。


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LUCIE RIE (1902-1995)
ルーシー・リーは、20世紀の初めにウィーンで生まれ、 英国で活躍された女流作家です。
ルーシーの器は、モダニズムに基づくシンプルな形態と 極限まで削ぎ落とされた装飾が特徴といえます。 ルーシーの静寂なときを刻むような器はロンドンで高く評価され、 88歳で病に倒れるまで豊かな表現力に培われた作陶を行いました。 日本では、90年代に草月会館で個展が開かれ、現代、日本の陶芸家に 多大な影響を与えています。

2013年11月12日火曜日

年の瀬に向けて華やかな盆栽をお楽しみください

寒さが身にしみる季節となりましたが、
店内の盆栽は華やかにかわりました。
是非ともお食事と共にお楽しみいただければと思います。

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樹種 垂枝海棠     樹齢 約50年
樹種 赤松と秋草寄せ(紫式部・苔モモ)
樹種 五葉松      樹齢 約50年

11月7日は24節気の立冬にあたります。
暦の上ではこの日から冬が始まり、立春までが冬になります。
夜のになると街のイルミネーションがきれいに灯り、
早くもクリスマスを思わせる装いです。

垂枝海棠の実なりは
クリスマスデコレーションのように可愛らしく見えます。
やがて、落葉し、実だけ残りますが、
クリスマスの頃まではもたないでしょう。
暦の上では冬ですが、まだ秋の実物は衰えません。
紫式部に苔モモなど色とりどりに秋の寄せ植えを作りました。

風が冷たくなり、紅葉を散らず木枯らしが吹く中、
暖かい部屋で秋の余韻を楽しむのは
誠に贅沢なことです。

紅葉も終わりに近づくと五葉松の常盤の緑がいよいよ引き立ちます。
木枯らし吹いてさらに青が冴えるといった所でしょうか。

秋はいつも足早に過ぎてゆくものです。
もう少しだけ秋が行くのを待ってもらって楽しみたいと毎年思うものです。











株式会社 エスキューブ

銀座 雨竹庵

2013年10月28日月曜日

店内の盆栽が新しくなりました。

樹種 紫式部     樹齢 約30年
樹種 秋草寄せ(野菊・紅ちがや・縞ススキなど)
樹種 真柏      樹齢 約35年

暦の上では10月23日は24節気の霜降にあたります。
朝夕は冷え込み朝露が降り始める。
秋気が去り冬の兆しが強くなるとされています。
秋の暮、ゆく秋を惜しむは今も同じ。
でも今年の天気は今も台風の報せに翻弄される
盆栽家にとっても苦労が多いものです。

真柏は険しい山峡に生きる樹です。
岩肌に必死に根を張り、風雪にも耐え、
折れて倒されてもそこから枝を出して生きる強靭な生命力のある樹です。
この度の台風などの被害に合われた方々が真柏のように
不屈に立ち上がっていけるよう祈ります。

秋は山の紅葉だけでなく、
野の草花にも色どりをもたらしてくれます。
紅ちがやは紅葉し、縞すすきとのコントラストは美しく、
野菊やりんどうが足元の秋を楽しませてくれます。

紫式部がきれいに色づきました。
秋の実ものの中でも、赤や黄色はよくありますが、
紫は他にないのでよく目立ちます。
野山に自生しますが、盆栽や園芸に使われているのは、
「コムラサキ」という別種ですが、
まとめて「紫式部」とすることが多いものです。
落葉後の実だけ残した姿はよりすばらしく、
美しいと言われる人気の樹種です。
紫式部という名前もうれしいものです。

秋は日本人の美意識をよく表現した“もののあらわれ”を
どこかで発見できる時です。
きれいな色どりや実りも瞬く美だからこそきらめきます。
そして自然の命はまた巡ってくるという
希望があることも大切な要素だと思います。


株式会社 エスキューブ

銀座 雨竹庵


2013年10月15日火曜日

店内の盆栽が新しくなりました。

店内の盆栽が新しくなりました。
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樹種 西洋かまつか     樹齢 約15年
樹種 藤袴
樹種 五葉松        樹齢 約45年

10月8日は24節気の寒露にあたり10月23日は霜降となります。

秋深まり、冬の気配も感じられる頃となりますが、
近頃は温暖化のせいか季節外れの暑い日もあり、
紅葉は少し遅れているようです。

そんな中西洋かまつかの実がようやく赤く染まりました。
毎年よく実をつけてくれるこの樹は北米原産。
日本にあるかまつかに似ていることから、
西洋かまつかの名がついたのものですが、さすがは洋もの、
丈夫で実つきもよいので重宝します。

10月17日は十三夜、十五夜の月は中秋の名月に対し、十三夜は「後の月」。
秋の七草のひとつ、藤袴の花が咲き、秋の風情もひとしおです。
「万葉集」に秋の七草を詠んだ山上憶良。
山上憶良もこの藤袴を見て秋を感じたのでしょう。

木々が秋色に染まる中、五葉松は朝夕の冷気でいっそう緑が冴えてゆきます。
昨年の古葉は茶色くなり、落葉し、
古葉が落ちることで光が通りより美しく見えるのです。

身に入る、秋寒、やや寒、肌寒と秋の寒さや寂しさを表す季語が多くありますが、
ここ最近は秋晴れどころか真夏日の気温になったりとどうもおかしな天気が続いています。
寒さ嫌いの人にはうれしいことかもしれませんが、
反面冬の寒さが反動で厳しくなるようです。

何事も普段通りのままが良いものです。

株式会社 エスキューブ

銀座 雨竹庵


2013年10月1日火曜日

秋深まる盆栽をお楽しみください




樹種 五葉松     樹齢 約60年
樹種 すすき
樹種 吊り花まゆみ  樹齢 約15年

彼岸も明けて10月8日には24節気の寒露にあたり、
朝夕にはぐっと冷え込み朝露も冷ややかに感じる、いよいよ秋深まる頃であります。

実りの秋、新米、新蕎麦、果物が色づき、太陽の恵みから収穫の時を迎えます。
ひと月前は青実であった吊り花まゆみも、
すっかり色づき、はぜて中の朱い種子まで見せ始めています。
可愛らしいくす玉のようです。

十五夜の月を愛でるのももちろんですが、夜毎に欠けていく下り月もまた良いもの。
このすすきには「十三夜すすき」後の月に合わせるように遅れて穂を出します。

十三夜は10月17日ですが、葉姿はきれいな細い扇型。
月夜のシルエットにぴったりです。
夏の日をたっぷり浴びた五葉松も寒露の冷え込みに葉がきゅっと締まり、
緑が冴え渡ります。

秋の夜長、虫が夜もすがら奏で、月は澄み、
夜風はじみじみと秋の深まりを伝える。
ひとり静かにもの思うに適うときであります。

株式会社 エスキューブ

銀座 雨竹庵

2013年9月17日火曜日

店内の盆栽が新しくなりました。

樹種 けやき  樹齢 約50年
樹種 笹
樹種 野ぶどう 樹齢 約30年

9月22日で24節気の秋分にあたります。
昼と夜の長さが同じになり、
この日を境に徐々に夜が長くなってゆきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」というのも、
日照時間の差でうまれたといってもよいでしょう。

けやきもようやく収まる暑さから解放されてほっとしているように見えます。
これから2か月程力をたくわえて、冬に備えます。
その後秋深まりきれいな紅葉を見せ落葉してゆきます。

竹や笹はその逆で、秋にきれいに緑を豊かにさせることから、
実りの秋、柿などはまだまだ青実ですが、
ぶどうがひと足早く色がつきました。

野ぶどうは、ぶどうとは違い、
熟しても食用には向かず、まずいとのこと。あしからず。

9月19日は中秋。春夏秋冬に月は見えるが、
月見と言えばやはり中秋です。そして、雪月花と言われ、
日本の四季の美しさを代表するものとして、
冬の雪、春の花に並び秋の月があげられます。
花鳥風月も同じであります。これを見ない手はない。
ちなみに10月17日が後の月。
両方見なければ、片見月になってしまいます。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵


2013年9月2日月曜日

店内の盆栽が新しくなりました。

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樹種 五葉松 樹齢 約50年
樹種 風知草
樹種 こなら 樹齢 約30年

9月7日で24節気の白露にあたります。野山の草木に朝露が白く輝く頃です。
露は大気中の水蒸気が気温の低下によって、水滴となって姿を表すもの。
残暑であっても朝晩は徐々に冷えていく季節です。

5月頃から新葉を開いた五葉松は、夏の日差しで緑濃くして
この昼夜の気温差で葉をしっかり固めてゆきます。
五葉の葉にびっしりと朝露がおりる頃ようやく飾れるようになります。
盆栽数寄者にとって、これは例えるのなら、ボジョレー解禁に似たものでしょうか。

夏の間涼を演出してくれた風知草も穂を出して秋の装いです。
春の目出しから冬の紅葉までまことに重宝する草物飾り、
一家に一草あってよい風知草です。

今年のコナラはどんぐりの実が豊作です。枝々にいっぱいどんぐりがついています。
来年の実付きが心配になるほどです。
実成りの盆栽は摘果といって余分な実を摘み取ることで、木の疲労を防ぎますが、
せっかくの千成り姿、少しだけこのまま楽しむのもよいでしょう。

暑いとはいえ、すでに中秋に近く、知らぬ間に秋が過ぎてしまわぬよう。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵


2013年8月26日月曜日

店内の盆栽を新しくいたしました

まだまだ残暑が厳しいですが、
朝夕は涼しいひとときもあり、
夏の終わりの気配を感じます。
店内の盆栽も少しずつ次の季節を迎えているようです。

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樹種 真柏 樹齢 約60年
樹種 しのぶ
樹種 小梨 樹齢 約30年

8月23日で24節気の処暑にあたります。暑さも収まる処ということですが、
最近の気象は異常です。残暑非常に厳しく、
所によっては大雨の被害など昔とは大きく変化しているように思われます。

真柏は人が踏み入れない険しい山あいの崖などに生きてきます。
雷に打たれ、雪に倒され、それでも骨を露わにしながらも逞しく
生きる姿は静かに力強く人にうったえるように感じます。

シノブは樹木の樹皮などにつく着生植物です。
これを軒下などに吊り下げて鑑賞する吊りシノブは、夏の風物詩。
残暑厳しくとも夜になればどこからともなく、虫の音が聞こえます。
吊りシノブに虫の音、これだけでも暑さはしのげる気がします。

小梨は梨の原種。ミニチュアのような梨の実がついています。
食用には適さないですが、とてもかわいらしいものです。
残暑とはいえ秋の味覚のひとつである梨はすでに実ってます。

子供たちのの夏休みも終わりが近くなり、どことなく寂しくなる頃。
夏休み気分が抜けない大人も合わせて、センチメンタルな気分に酔うのも一興。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵


2013年8月13日火曜日

店内の盆栽が新しくなりました




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樹種 桧 樹齢 約40年
樹種 姫孟宗竹
樹種 初雪かずら 樹齢 約30年

8月7日で24節気の立秋となり、暦の上では秋の始まりです。
とはいえ、残暑厳しく秋は名ばかりというところでしょうか。
お盆休みを使い、家族で帰省される方も多いでしょう。
田舎で日本の原風景に出会うこともあるのではないでしょうか。
桧は杉と並び人工林として多く植樹されており、
「木は桧、花は桜木、人は武士」と言われ最高級木材として昔から重用されてきました。
きれいに林立した桧林は、日本の原風景、ひと足踏み入れれば、ヒンヤリと別世界のようです。

8月13日は旧暦の七夕。本来の七夕と言えるこの日に笹の葉に願いをかけて、
星空を望むのも一興、仙台の七夕祭りも旧暦に合わせ8月上旬に行われます。

半常緑の初雪かずらは冬の紅葉もきれいですが、新葉が更新されてそろうこの頃、
水々しい葉に白い斑が入り、その名も合わせて涼し気です。

まだまだ残暑厳しい季節ですが、
盆栽の息吹きに少しだけ涼を感じて頂ければ幸いです。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵




2013年7月22日月曜日

緑濃い夏の木立をお楽しみください



花火の音が聞こえる季節となりました。
懐食みちばにも山や海から食材の夏の便り届いております。
お料理と合わせて、ごゆっくりとお楽しみください。

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樹種 岩四手(イワシデ)寄せ植え 樹齢 約30年
樹種 笹とシノブ寄せ植え
樹種 イチジク 樹齢 約20年

暦の上では7月23日は「大暑」となり、一年で最も暑い頃です。
学校は夏休みに入り、夏祭りや花火大会などで賑わう季節です。

「岩四手・イワシデ」の林は木陰を作り、通る風は涼やかです。

今の子供達は田舎の雑木林を探検して虫取りして遊ぶのでしょうか。
どの樹に目当ての虫がいるか年上に伝授されるのも、ひとつの勉強でした。

お祭りや縁日の屋台で吊り忍や風鈴がずらりと並ぶ光景は見ているだけでも
夕涼みになるもの。
山地の雑木林の樹木に着生するシダを苔と共に植え付けるだけで
森の空気を思わせるものです。

子供の頃は近所の柿やイチジクが食べ頃になるのを見定めながら
家路に着いたなどと昔の記憶を蘇らせる方もいるのではないでしょうか。

イチジクは「無花果」と書き、花を咲かせず
実を付けるように見えることからついた名です。

22日の土用の丑の日にうなぎを食すなり、
夕涼みやお祭りに、出掛けたり、浴衣を着てビアガーデンもよろしいかと。

とにもかくにも、厚さを凌ぐ、そんな季節です。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年7月9日火曜日

夏涼感じるひとときを


店内の盆栽飾りが新しくなりました。
大変な猛暑が続きますが、懐食みちばでは、店内で夏涼を感じる、
お料理とおもてなしで皆様を心待ちにしております。

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樹種 青枝垂れもみじ 樹齢 約35年
(おおみかいどう)
樹種 姫孟宗竹
樹種 真柏  樹齢 約25年

7月7日は二十四節気の「小暑」、そして七夕になります。
本来七夕は旧暦7月7日、現在の太陽暦であてはめると、8月初旬である初秋の行事です。
今は梅雨も明けきらず、曇りか雨。星空は望めず、彦星は織姫に会うことは叶わず…
旧暦の行事を単純に太陽暦の同じ日付に移すと、このようなずれが起こることが度々あります。
姫孟宗竹に願いをかけて短冊を飾る。七夕の行事も夏の行事になってしまいましたが、
短冊が小風でヒラヒラと舞う姿は涼を感じさせる意味では良いのかもしれません。

数あるモミジの中でも、葉に深く切れが入る青枝垂れもみじは、
涼やかに見えて暑中の飾りに最適です。
葉が薄く細いので、夏の熱射で葉焼けしないように、日蔭で管理することが肝心です。

高山の壁や山間の谷などの厳しい環境に生きる真柏、深山冷気まで一緒に飾るようで
これもまた夏涼を感じさせる飾りといえます。

小暑から大暑をはさみ立秋までが暑中です。
飾りも涼やかに見せることが望まれます。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年6月24日月曜日

涼やかな緑をお楽しみください



店内の盆栽が新しくなりました。
涼やかなお料理と合わせて、心ゆくまでお楽しみください。
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樹種 大実海棠 樹齢 約50年
(おおみかいどう)
樹種 ギボウシ
樹種 コナラ 樹齢 約20年

6月21日は二十四節気の「夏至」にあたります。一年で最も昼が長く夜が短い日。
古人は、この時期の涼しく過ごし易い夜を短夜(みじかよ)と云って惜しんできました。
清少納言が「枕草子」で、四季それぞれの良さを挙げていく中で「夏は夜」と書き出しています。
昔から暑い夜をいかに過ごすか、それが日本の建築や歌になり日本の文化となりました。

「コナラ」の木立は涼やかな風を通し、木陰を作り足を踏み入れれば別世界のようです。
木洩れ日にくすぐられながらコナラの樹の下で、うたた寝する所を想像するだけで、
誰もが幸せな気分になるのではないでしょうか?

「ギボウシ」は主に山野の林の中や湿原などに自生する多年草です。
きっとコナラの株の木陰でもひっそりと花を咲かせているでしょう。
花茎を伸ばす蕾の様子が橋の欄干の上などのある擬宝珠に
似ているところから、その名が付けられました。

春の頃には可愛らしい花を見せた「海棠」も既に青実を付けています。
秋には色ずくであろうこの実もこの時期ならではの清涼感を演出してくれます。

じつは、梅雨にちなんで、梅の実なり姿の盆栽を飾ろうとしたのですが、
まず、梅は花見を優先する為、実はただちに取るのが定石である事と、
今年の春がいささか暖かだった事で、開花が早く、
準じて実も早々に熟して落ちてしまったことで、
変わりに海棠の盆栽となった裏話をして締めたいと思います。
いかに共生するかが日本の文化ですね。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年6月13日木曜日

鮎の季節がやってまいりました


今年も鮎の季節がやってまいりました!
竹筒焼きでは、丁寧に仕上げた蓼酢と一緒に味わって頂いたり
鮎うるか 内臓を塩漬けにした逸品など、色々とご用意しております。




旬の味わいを是非、楽しみにいらしてください。

夏の風情をお楽しみください



梅雨らしい、しっとりとしたお天気が続きますね。
店内の盆栽も新しくなりました。
季節を楽しみつつ、旬のお料理をお楽しみください。
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樹種 ブナ 樹齢 約30年

樹種 額紫陽花

樹種 樹齢 約50年

6月5日は二十四節気の「芒種」です。21日は「夏至」となり、一年で最も昼が長い日です。
太陽が最も高く輝く日ですが、日本は梅雨の真最中です。
梅の実が黄色に熟す頃に降る雨。その雨を五月雨(さみだれ)と云います。
灰白色の幹肌に新緑の緑が良く映える<ブナ>は恵みの雨をグングン吸い上げ、益々水々しい
雨煙るブナ林に、カッコウの鳴き声が聞こえてきそうです。
梅雨時にも目を楽しませてくれる花に一番に挙げられるのは紫陽花でしょう。
鎌倉の明月院に見られる西洋紫陽花も良いですが、日本の原種である<額紫陽花>も
風情があって良いものです。
<檜林>が雨にしっとりとして緑濃くしていく景色も日本の夏の風物詩といえるでしょう。
雑木林と違い、深い緑と光を通さない暗さは人を畏怖させる空気があるようです。
梅雨の長雨は確かに煩わしいものです。しかし、大地を潤し草木を育てる恵みの雨でもあります。
日本の蒸し暑い夏をいかに過ごすか、それは日本建築など様々な分野において工夫され築かれてきました
日本文化は梅雨によって築かれたといっても過言ではありません。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵




2013年5月24日金曜日

初夏の彩りをお楽しみください。


店内の盆栽が新しくなっております。
食材も初夏へと移り変わって参りました。
盆栽とあわせて、ごゆっくりとお楽しみ下さい。

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皐月 樹齢 約40年
アヤメ
ズイナ 樹齢 約15年

5月21日は二十四節気の「小満」にあたり、6月5日は「芒種」となります。
芒種とは穀物を植える時期を指しています。旧暦では五月の事を皐月(さつき)と云いますが、
これは早苗月(さなえつき)からなった言葉で早苗を田に植える月を指しています。
ツツジ科のサツキツツジは、ツツジの中でも花期が遅く、早苗月に咲く事から皐月と呼ばれ、
園芸において爆発的なブームがあり、品種は千を超える種類がある人気の種です。
今回の<皐月>は「晃山・コウザン」という品種です。
「何れ菖蒲か杜若」とは、どちらも素晴らしく決めかねる様を云いますが、確かにこの時期はアヤメ、
ハナショウブ、カキツバタと似た花が咲きます。アヤメは花弁の元に網目の模様があるのが特徴で、
カキツバタは花菖蒲やアヤメに比べ花弁も茎も細く、外側の花弁の元に白い斑紋があるのが特徴。
ちなみに、菖蒲湯の菖蒲はサトイモ科で花菖蒲とは別物です。
5~6月頃、小さな白い花を穂状にして咲く<ズイナ>は盆栽に用いられるコバノズイナと云って
北米産のもので丈夫でよく増え培養も簡単です。新緑に涼しげな花付き、秋には紅葉する優秀な樹種です。
新緑を交えて、初夏の花の彩りはとても涼しげです。
これからの梅雨の時期を前にして、つかの間かもしれませんが気持ちの良い季節です。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年5月14日火曜日

涼を感じる盆栽をお楽しみください


旬のお料理に合わせて、
店内の盆栽をお楽しみ頂けます。
ごゆっくり、味わいをお楽しみください。

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樹種 山もみじ 樹齢 約25年

樹種 風知草

樹種 真柏 樹齢 約40年


5月5日は二十四節気の立夏にあたり、5月21日は「小満」です。
陽気も良くなり万物が次第に長じて天地に満ち始める頃と云われます。
「モミジ」の葉も充実して透き通るような葉で覆われました。新緑の雑木の中でも、モミジは馴染み深い
人気の樹種だけに格別な美しさがあります。
「風知草」もようやく姿が爽やかで、これからの季節には涼を呼ぶに持ってこいの草物です。
正式な和名は裏葉草(ウラハグサ)、軸の所から表裏が逆になって伸びることから云われているようです。
「真柏」は深山に生きる樹です。岩間にしっかりと根を張り過酷な条件の中、力強く生きています。
深山の冷気を感じられることでは、真柏も涼を呼ぶ樹と云えるでしょう。
田んぼには水が入り早苗がキラキラと光り、人も植物もすべての気が満ち始める季節。
見ているだけでこちらも力が漲るような、、、、、そういえば、浅草の三社祭りも、もうすぐですね。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年4月30日火曜日

季節の移り変わりをお楽しみください


店内の盆栽飾りが新しくなりました。
是非お楽しみください。
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欅(けやき)   樹齢約30年
小手毬(こでまり) 
檜(ひのき) 樹齢約40年

卯月も過ぎ五月五日になれば夏。
二十四節気の「立夏」になり、また、この日は端午の節句でもあります。
鯉幟を立てて菖蒲湯に入り、粽(ちまき)や柏餅を食べます。
菖蒲と「尚武」(武を尚ぶ)をかけて、男の子のお祝いの日とされています。
旧暦と新暦の差で菖蒲の花を楽しめるのは、ひと月先になりますが木々の枝葉は幼子の成長のように
勢い良く伸びています。
<欅>の新芽の成長も凄まじく、数日、目を離せば二、三節、先に伸び、木が二周りも大きくなったように見える程です。この時期の欅は出たばかりの薄葉で覆われ爽やかで生命力に溢れ眩いばかりです。
<小手毬>は名のごとく小さな手毬のような花姿が可愛らしく庭木や切り花としても人気の花ものです。
中国原産の帰化植物で江戸時代から親しまれ「鈴掛・すずかけ」の古名があります。
枝々に鈴なりに咲く姿は素晴らしいものです。
<檜>も芽が動き出し常緑ながらも新陳代謝して行く頃です。古くから材として重用された木で
日本書紀にも宮殿には檜を使いなさいと記されています。古から日本の風土に欠かせぬ木であったと云えます。澄みきった青空に鯉が泳ぐ姿は夏の到来を知らせる幟でもあります。
行く春、来る夏、人の世も植物達にも季節の移り変わりを楽しく見てとれます。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年4月15日月曜日

旬のお料理を盆栽が奏でる季節を感じながらおたのしみください



店内の盆栽が新しくなりました。
盆栽の解説と合わせて、お楽しみください。

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楓寄植え 樹齢約35年
丹頂草
真柏 樹齢約50年

4月20日は二十四節気の「穀雨」にあたります。暖かい春の雨が穀物や若葉に、恵みとなり
降り注ぎ大地を育みます。
<楓>の若葉にも春の雨がキラキラと珠のように光って見えます。
ひと月前は枯れ木立だった楓も、すっかり葉で覆われました。まだ開いたばかりの若葉は透けるように薄く春風にでも破れてしまいそうです。
<丹頂草>は手で開いたような葉の間から、茎を伸ばした先に白い小花を密にして咲く姿から
丹頂鶴に見立てて名付けられました。小花の雄蕊の花芯が赤く見えるのも、丹頂鶴を連想させるのでしょう。若葉と合いまって、とても清々しく可愛らしい姿です。
深山に生きる<真柏>も春雨を細かい葉に受け、実に水々しく見えます。
この季節、朧月にしっとりと佇む姿が目に浮かびます。
桜の花が終り、いよいよ春の盛りとなり様々な草木が萌え出る季節です。巷を見れば、
初々しい若者達がスーツを着て歩いています。自然界も人の社会も清々しい風が通る様です。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年4月1日月曜日

春の陽気を感じる盆栽、お楽しみください。



枝垂れ桜 松樹齢 約25年 

草木瓜 

五葉 松樹齢 約50年


4月5日は24節気の「清明」にあたります。
天地の全てが清らかで明るい様をしています。
新しく水々しい生命の輝きが大地を覆っています。
春もたけなわ、今年は特に急ぎ足の春でした。
桜はすっかり葉桜です。
花吹雪、散り桜、花筏、散り際の桜が一番美しいと云われるのも、
日本人の中の物の哀れを想う心があるからでしょうか。
木瓜や長寿梅の仲間の「草木瓜」は日本の固有種です。
山野の日当たりの良い所に群生します。
春の陽気に新葉と共に花を咲かせています。
低く地を這うように生きる小さな命も光輝いて見えます。
岩山に根を張り、強風を耐えて来たような五葉松も、クリクリと可愛らしい新芽を見せてきました。
太陽の力を新芽に注ぎ、やがてフサフサの葉が開きます。
やがて行く春を惜しみつつも、新しい生命の輝き溢れ、季節は初夏へと向かいます。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵


2013年3月19日火曜日

3月のお料理 森川料理長より

春の彩り〜盆栽〜



店内の盆栽飾りをお届け致します。
春を感じるお料理と合わせて、ゆっくりとお楽しみください。

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黒松 樹齢 約80年
春蘭
寒緋桜 樹齢 約40年

3月20日は二十四節気の「春分」にあたります。
17日から彼岸に入りとなり20日は彼岸の中日になります。この日を境に昼夜(陰陽)
の力が入れ換わります。暑さ寒さも彼岸までというように、気候も穏やかになってゆきます。
関東以南で育ち、おもに沖縄で見られる<寒緋桜>は開花時期が2~3月という早咲きの
桜です。原種のひとつでもあり、花色の濃い、目に飛び込むような美しさから交配種としても人気です。まずは桜の目ならし、早咲きの寒緋桜を楽しんでください。
<春蘭>は日本の野生蘭のひとつで、古くから園芸交配種として愛好されてきました。
春はやくに、雑木林の影で葉を扇状に広げ、すっと首を長くするように花茎をのばして咲く姿は可憐で楚々として美しい。洋蘭の派手で目を引く美しさより、日本春蘭の素朴で清廉な美しさがより、和の心に近いと云えます。
彼岸も過ぎると<黒松>もいよいよ新芽を伸ばしてくるでしょう。そうなると室内飾りは控えて光を当て培養に徹しなければいけません。シーズン最後の黒松飾りになり、秋の彼岸明けまで、黒松は飾れなくなります。しかし、芽が動く手前の今が一年で一番水々しく、息吹を感じられる時かもしれません。

           初花に命七十五年ほど    芭蕉

初物を食べると寿命が七十五日延びると云うのだから、桜の初花を見たからには、七十五日
どころか、七十五年は延びたような気がすると詠ったのは、松尾芭蕉三十五歳の春の句です。



株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年3月1日金曜日

盆栽で感じる春、お楽しみ下さい

サンシュユ 樹齢 約40年
日向水木  樹齢 約8年
五葉松   樹齢60年

3月5日は24節気の<啓蟄>にあたります。
冬の間、土の下で冬籠りしていた虫や蛙が春の気配を感じて動き出します。
土の匂いは春の季節です。花の香りも良いですが、土の匂いが一番、春を感じる匂いかもしれません。
<サンシュユ>はミズキ科の落葉小高木です。薬用として朝鮮から持ち込まれたこの木は春に咲く鮮やかな黄色の花で、じつに温かみがあり庭木や園芸に人気の樹種です。
初春の梅の清廉な白から、このサンシュユの黄色になると、ようやく温かい春が来たなと感じるものです。
<日向水木・ひゅうがみずき>はマンサク科の落葉低木です。こちらも黄色の可愛らしい花を付ける木で土佐水木によく似ていますが、それよりも枝は細く花も葉も小さいので、より繊細で可愛らしく見えます。
3月3日は桃の節句です。桃の花は時期合わず、この可愛らしい黄色を替わりに愛でて頂けたらと思います。
<五葉松>も春の陽気でより緑鮮やかになりました。土中の根が動き出し、桜の咲く頃には新芽が大きくなってゆきます。
新芽が動き出すと、日の光がたっぷり必要になりますので、室内での飾りは控えなければなりません。五葉松を飾れるのも、あと僅かです。
これから春の盛り、五葉松を補って余ある春の花もの、新緑が控えています。
三月は陰暦月で弥生。すべての植物が、弥(いや)生(おい)茂る月の意味があります。

株式会社エスキューブ
銀座 雨竹庵








2013年2月19日火曜日

盆栽飾りが新しくなりました。



2月15日からの盆栽

黒松 樹齢約50年
雪柳
木瓜 樹齢約40年

2月18日は24節気の雨水にあたります。
雪は雨に変わり大地の雪や氷を融かして水が流れます。
そうして、草木が動きだします。
今まで枯れたように静かだった<木瓜>もいよいよ蕾を膨らませ、いざ、咲かんと賑やかになってきました。花後の実が瓜に似ている事から木に生る瓜と云って木瓜となったようです。
雪解けの水が流れる川辺には、<雪柳>が芽吹き花を咲かせます。
白い小さな花を沢山に咲かせる姿は残雪のようです。
冬の間も緑を保った<黒松>もどこか水々しく柔らかくなったような雰囲気があります。
強弱のある双幹樹形は、夫婦や親子になぞられるものです。
この黒松もまた、小幹を主幹が覆い守るように見てとれます。
雪が溶け、水が温み、若草が萌え出る季節。春は様々な草木が花を咲かせ彩りますが、萌え出る新芽の色こそ春の色と云えるでしょう。

株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵


2013年2月4日月曜日

春を感じる盆栽をお楽しみください




野梅 樹齢約 70年
猫柳
冬椿 樹齢約 30年

解説
2月4日は24節気の<立春>です。
しかし、春とは言ってもまだ寒い最中、「春は名のみ」とはこの事です。
それでも昔から日本人は立春を迎えると、寒風が吹きすさぶ中でも雪が舞う中でも、その向こうに春の兆しを探ってきました。
春は様々な木々が花を咲かせる季節ですが、中でも一番に咲くのは<梅>です。
そして香り高いのも梅が一番といえるでしょう。寒さ厳しい中でも凛として咲き、
春の到来を知らせます。
水辺に自生する<猫柳>はヤナギ科の落葉低木で、早春、銀色の花穂を出します。
まるで猫の尻尾のようにフサフサして可愛らしく旭を浴びて光り輝くようです。
木偏に春と書いて<椿>ですが、冬の最中から昨早咲きのものを冬椿と云い色の少ない季節にうれしい花ものです。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵


2013年1月21日月曜日

新春特別料理〜河豚とくえ〜


1月、まだまだお楽しみがあります。
月末までの特別ディナーをご用意しております。
コースの中からお好みでチョイス頂けますので、ふぐ・ふぐでも、くえ・くえでも。


2013年1月8日(火)~31日(木)まで
<新春特別ディナー>

大分県直送でお届けする河豚とくえの特別コース。
気のおけないお仲間とともに、特別なディナーを心ゆくまでお楽しみください。
※価格10,000円(税込) 要予約
※サービス料別


懐食みちば

ご予約はお電話でお願いいたします。
TEL: 03-5537-6300 

大寒から立春へ。


店内の盆栽飾りが替わりました。
食材の旬も、日々移り変わります。
是非、盆栽と合わせてお楽しみください。

五葉松 樹齢 約60年

野梅 樹齢 約50年



解説
1月20日は二十四節気の大寒にあたります。
冬の最後の節気であり凍りつくような寒い日々が続きますが、あと2週間もすれば立春です。
生き物達は凍てつく中でも春の準備をしています。
松・竹・梅をもって歳寒三友といい、昨年のNHKの朝のドラマで少し話題に上がったようですが、中国宋代の文人思想が元で「清廉潔白・節操」という意があります。
梅は厳しい寒さの中でも凛として花を開き、ほのかな香りで春を告げます。
盆栽界の中では、古木の老たけた品格を持ち凛として花を咲かす姿は、花物盆栽の枠に留まらず盆栽の代表格として桜を凌ぐ人気があります。
笹は寒中にも色褪せず葉を縁取るように白が入った姿は風情があります。
松もまた常磐の緑と云うように、緑を絶やさず、不変の象徴とされています。
その中でもでも五葉松は「御用を待つ」と当て、お客様を招くには丁度善いものであります。
こうして松竹梅と三点飾ると清々しい心持ちになるものです。
少しずつ日も長くなり、梅の香りでもすれば、やがて春風に氷が解け始める季節になります。



株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2013年1月9日水曜日

盆栽、お正月飾り


新年おめでとうございます。
店内では、新春に因んだ盆栽飾りを展示しております。
是非お料理と合わせてお楽しみください。

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初めの盆栽、五葉松は那須山系で生まれた樹齢約60年の作品です。
神々の依代(よりしろ)として松は家の角々に供えたところから ’’  マツ  ‘’  つまり 八百萬(やおよろず)又は氏神の降臨を  ‘’ 待ち ‘’望むという語源から生まれています。

「常磐の緑は末広がり萬代の栄えと願い 御用を待つ」という古来よりの
謳い言葉(うたいことば) は五葉松を象徴するものです。
 
中央の盆栽は、古来より宮中で設えられた「季寄せ飾り」をモチーフにした作品です。
激冬に凛と咲く「魁の花」(さきがけのはな)としての梅、赤葉の南天は「難を転ずる」の言葉合わせからきています。
笹は広く根を張り ‘’ 世間を広げる ‘’ という なぞらえです。
 
三つ目の盆栽は、小店開店以来のオリジナルの  ’’ふきのとう’’ の寄植えです。
’’ 今年も宝の芽がたくさん出ますように ‘’  との祈りを込めています。
 
2013年1月8日
森前 誠二

2013年1月8日火曜日

2013年1月7日月曜日

本年も宜しくお願い致します

昨年末の「アイアンシェフ」で道場六三郎が披露した料理を、
献立に入れてみなさんに召し上がっていただこうということになりました。

こちらは 「御存じ 肝ポン」として披露された一品。
鰤と道場流で柔らかく炊いた国産の鮟肝に五色の野菜を添えて、
胡麻と木の芽のタレでいただきます。


アイアンシェフ特別料理、2品目は「白山雪化粧 鰤大根釈迦煮 菜の花」
北陸では白山が雪化粧をするころ鰤が旬を迎えます。
脂ののった旬の鰤と大根、蓮根を鰹だしベースのカレー風味の地で炊き上げました。



アイアンシェフ特別料理の3品目は「祝雑煮」 
酒粕と味噌、クリームチーズの出汁が優しくて暖かい一品です。
是非お楽しみいただければと思います。



店は8日からの営業となります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。