2014年12月12日金曜日

年末年始・冬休みのお知らせ

12/31(水)~1/7(水)の間お休みさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

期間限定クリスマスランチのお知らせ

12月19日~25日の期間限定で恒例のクリスマスランチが登場します。
ぜひご賞味ください。

2014年11月25日火曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。










左から
五葉松  樹齢約50年
黄金シダ
山香ばし 樹齢約20年

11月22日は24節気の小雪にあたります。

徐々に冬が深まってゆき、
北国や山々では雪が降り始めます。
街ではようやく木々が紅葉を始める頃でしょうか。

山香ばしも紅葉を見せています。
日中と夜の気温差で発色は変わるもの。
紅葉の見ごろはとても短いものです。

命短い美しさ、
儚さは日本の美意識にそうものといえるでしょう。

黄金シダも黄金色に彩りを見せています。
やがて雪が降れば見えなくなってしまうのでしょう。
それでも、静かに燃える草のように命の炎を見せています。

五葉松は周りの草木が紅葉し落葉してゆく中、
常盤の緑を濃くしています。

五葉松は葉小さく、扇型にまとめると、
能舞台の絵のように見えるでしょう。

日本人の脳裏に浮かぶ理想形なのでしょうか。

小雪とくれば次は大雪。
寒さは厳しく冬本番へ向かいます。
鍋を囲んで暖まるには良い季節です。



株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2014年10月10日金曜日

盆栽の飾り替えのお知らせ

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。












左から
真柏    樹齢約60年
チガヤ
深山海堂  樹齢約20年

秋深まるといった季節です。10月23日で24節気の霜降。次の節気は立冬ですから、
秋も最後の節気。

山里では稲刈りのすんだ田んぼに初霜が降りる季節。深山海堂は赤い実をいっぱいに付けて、秋の豊作を祝っているようです。晴天の青空に赤い実が映える光景は実に秋らしいものです。

チガヤは河原や土手に覆いつくすように群生して、この季節には白い綿毛を揺らしています。野焼きや草刈りなどされては、そこからまた新芽を出してその生命力を発揮します。

真柏は遠い山の峰に生きて、やがて来る厳しい冬に耐えんと、ひとり孤高に佇んでいるのでしょうか。雁の群れが渡るのを見て、何やら声を掛けているのでしょうか。

晩秋は収穫の季節。地方色豊かな祭りが各地で行われます。そして収穫の最たるものはやはり米でしょう。魚も肉も美味い季節ですが、新米の香りは格別です。この季節、日本人で良かったと思う人は多いのではないでしょうか。

2014年9月30日火曜日

盆栽の飾り替えのお知らせ

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。



豆柿  樹齢約35年
小判草
五葉松  樹齢約60年

秋分を過ぎ、暑さ寒さも彼岸までというように、過ごしやすい季節です。
少しして10月8日になると、24節気の寒露を向え、朝晩の冷え込みがはっきりして紅葉など秋の色合いが見られるようになります。
秋深まり始めます。
可愛らしい柿のミニチュアのような豆柿は、早くも色づいています。
柿は日本の秋の果樹の代表といえるでしょう。柿が色づくと医者が青くなるというように、ビタミンやミネラルが豊富にとれる果実です。
この豆柿は食用には向きませんが。
夏の間、涼やかな青葉と穂をゆらしていた小判草も今や黄金色になって秋の豊作を讃えているようです。
後ほど、10月6日の十三夜に合わせてすすきに飾り替えしようと思います。
十五夜と十三夜、片見月にならぬよう両方楽しむのがお約束です。
彼岸を過ぎてようやく五葉松を飾れる頃となりました。
今年の春に出た新葉が日の光を浴びて強くなり、ここにきての冷え込みでぐっと締まり良い具合になって、室内で飾れるようになります。
ボショレ解禁ならぬ五葉解禁です。
秋の色合いは夜の冷たい空気が作り出すものです。日に日に涼しくなり空気が澄みわたります。
果樹であったり草花であったり、少しずつ身の周りに小さい秋を見つけられるようになる季節です。

株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2014年9月8日月曜日

盆栽の飾り替えのお知らせ

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。










左から
姫柿    樹齢約40年
糸ススキ
コナラ寄せ 樹齢約30年

9月8日は24節気の白露にあたり、
そして早いもので中秋、
十五夜であります。

秋の調度真ん中にあたります。
いつの間にやら残暑もなくなり、
朝露がきらめく季節です。


実りの秋、姫柿の実はまだ青いですが、
枝枝に小さな実をたくさんつけています。

やがて紅く色づき、私
たちの目を楽しませてくれることでしょう。


中秋の名月にはやはりすすきは欠かせません。

すすきは神様の依り代であり、稲穂が実る前、
すすきを稲穂に見立てて飾ると言われます。

一緒に団子を供えて、
こちらは月見酒というのもよいでしょう。


コナラは里山の雑木林に見られる木です。

夏には虫捕りをしたり、
秋にはどんぐりを集めたりしたものです。

ふと見ると鹿の親子が歩くところに出くわして
びっくりすることも。

コナラの林は動物たちの隠れ家でもあります。

雪月花にあるように月は
日本の四季の美しさを表すひとつのもの。

春夏秋冬見えるものですが、
やはり秋は格別です。

十五夜の月はもちろんですが、
片見月にならぬよう、
来月の十三夜も忘れてはいけませんね。


株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2014年8月27日水曜日

道場流、美味し楽しの肝の饗宴に絶品山椒ダレのお楽しみ





道場和食では肉、魚を問わず「肝」を美味しく楽しんでいただく、道場六三郎ならではのお料理がいくつもあります。鮟鱇の肝ならスプーンですくって食べたくなるような柔らかくて優しい味。鰤やおこぜ、クエなどの魚ならいろいろな部位をそれぞれの調理法で楽しんでいただいたり。姿のトマトにハチノスなどを詰め込んで焼く「とまとの姿焼き」は人気の定番料理となっています。そして、この夏にはレバ、ミノ、ハチノスを道場六三郎オリジナルの「山椒ダレ」を絡めて、人気の黒毛和牛ローストビーフも合わせていただく、通称「三肝」をお出ししています。
肝特有の臭みをとる工夫を凝らして、肝が少々苦手な方にもそれぞれの肝の多彩な食感やそれぞれの旨味をたっぷりと楽しんでいただこうと、趣向を凝らした一品です。
味の決め手は道場六三郎考案の「山椒だれ」。四川風のコクのある辛みと、味噌の優しい甘み、そしてきりっとした山椒が肝の美味しさ、楽しさを絶妙に引き立てます。
ちょっと無国籍料理のようなムードを漂わせながらも、しっかりと「和」のセンスがいろいろな楽しみをつなぎ合わせる、道場和食らしい一皿になっています。
ぜひ、この機会に道場流肝の味わいと、絶品「山椒だれ」の妙をお楽しみください。

秘伝?ぴりっと甘辛で絶品、山椒味噌ダレ


2014年8月25日月曜日

店内の盆栽を飾り替えいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。









左から
真柏   樹齢約60年
サギソウ
山香ばし 樹齢約25年

■解説
8月23日は24節気の処暑にあたります。

朝晩は徐々に冷気が感じられ、
猛威を奮っていた熱波は治まりに向かいはじめます。

とは言え、まだ残暑厳しい季節、
涼を感じる飾りが求められます。


山香ばしは繊細な細幹と枝くばりで、
山合いの谷の涼やかな風を感じさせてくれます。

枝葉を折ると香りがすることからついた名ですが、
ここでは折らずに雰囲気から
青葉の香りを感じとっていただければと思います。


サギソウは湿地に生きる多年草。

7〜8月頃、白鷺が羽をひろげたような花をつけることで、
とても人気のある植物です。

園芸店では株苗などが多く販売されていますが、
反面、自生地が開発や違法採取で荒され
絶滅危惧種に指定されています。

美しくもはかなく見えるのはお盆に咲くからだけではないのです。


真柏はその白く荒々しい舎利といわれる、
樹の枯死して残った芯の部分が、
まるで彫刻作品のような存在感をだしています。

生きるアートとはこの真柏を指しているといえます。

自然界にも確かにアートのような舎利を見せるものがあり、
人間の想像も及ばぬ存在感、
迫力には圧倒されるものです。


夏休みも間も無く終わります。

あれだけ盛りだった暑さも弱まっていくのは、
涼しくなる喜び反面、なにか寂しく、
センチメンタルな気分に誘われます。

そんな気分も愉しみながら
秋の深まりを待つのも大人の余裕なのでしょうか。



株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2014年8月12日火曜日

盆栽の飾り替えをいたしました。

立秋が過ぎても暑い日が続きますが、
店内の盆栽で少しずつ秋の予感を
感じていただければと思います。










左から
真柏         樹齢約60年
紅チガヤ
コナラとブナの寄せ  樹齢約25年

■解説
8月7日は24節気の立秋。

この日から秋に入ります。

正に『暦の上では秋』と言ったところでしょう。

どんなに暑くとも残暑と言い、
そんな中でも秋を探る。

それが日本人の美しき季節感なのです。


山の天候は時に急変することがあります。

落雷、突風に樹が折られ、倒されることも。

真柏はそんな厳しい自然に生きる気高さがあります。

朽ちてもなお生きようとする命の炎が見えるのです。

山には様々なドラマがあります。

今頃はきっと素晴らしい星空が見えるのでしょう。


紅ちがやはイネ科の園芸品種。

残暑厳しい季節、涼やかな緑と薄紅は
秋の先駆けといったところでしょうか。

夕涼みに草陰から虫の音が聴こえてくると、
秋を感じるものです。


コナラとブナの寄せは里山の雑木林。

夏休みの昆虫採集。網と虫かごをもって、
あの樹へこの樹へひたすら探しまわった、
なんて記憶がよみがえる方もいるのではないでしょうか。

ひぐらしの鳴く声がどこからともなく聴こえてくるようです。


「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」

古今和歌集より正に今の季節を歌っています。


平安時代から現代にも通じる日本人の感性を伝えています。




株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2014年8月5日火曜日

盆栽の飾り替えをしました

暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。










左から
姫孟宗竹
風知草
えのき 樹齢約50年

■解説
7大暑が過ぎ8月7日になれば立秋です。

正に暦の上では秋といったところでしょうか。

まだまだ残暑厳しい季節、
これから暑さの最高潮を迎える所もあるでしょう。

とはいえ、そんな中でも秋の気配を探ると、
微かに見えるものそれが残暑を紛らす涼になります。

8月2日は旧暦の七夕です。

現在の太陽暦でいう今年の7月7日は雨でした。

織姫も彦星も天の川も梅雨も明けたこの頃こそ見えるもの。

笹の葉も新葉がでそろいちょうど良いところです。

風を知る草と名前から姿まで実に涼し気です。

秋は風が報せるものと言い、
正にこの時期にはうってつけの植物といえます。

エノキは江戸時代に一里塚に植えられていたといいます。

ケヤキによく似ているため間違えられることも。

太く立派なエノキは親に連れられ
田舎へ帰郷した夏休みを思い出します。

七夕は本来初秋の行事でした。

さらさらと風に揺れる短冊、
秋は「風の音にぞおどろかれぬる」古今和歌集にて秋を歌ったもの。

残暑厳しくとも、
静かに風の音に耳を傾けて秋の気配を探るのも良いでしょう。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年7月4日金曜日

7月のお料理について森川料理長より

盆栽の飾り替えをいたしました

本格的な暑さはまだ少し先のようですが、
店内の盆栽はすっかり夏の装いです。
是非お食事とともにお楽しみください。









左から
真柏 樹齢約50年
擬宝珠
姫孟宗竹

■解説
7月7日は24節気の小暑、
そして五節句のひとつ七夕です。
梅雨明けも間近となり、
暑い夏が訪れます。

七夕は豊作を祖霊に祈るお盆行事の一部でもあり、
笹は精霊が宿る依り代とされてきました。
願い事を短冊に書いて笹の葉に吊るし、
星にお祈りするのも中国伝来のものと
日本文化が合わせてできたものです。

擬宝珠は花芽をスッと伸ばしてきました。
花が咲く前のつぼみが橋の欄干の上などにある
擬宝珠に似ていることから付いた名。
涼やかな葉姿に青紫色の花は
正に夏にふさわしいものです。

真柏は人を寄せ付けぬような
厳しい山上や崖に生きる樹です。
細幹であれど、内包する力、
存在感があります。
心を落ち着けて静かに見れば、
神々の棲む地の冷気が感じられるかも知れません。

七夕は本来は旧暦の行事です。
ひと月早いため、今は梅雨の晴れ間を期待して、
もしも雨や曇りでも 8月2日の旧七夕にお願いすれば大丈夫。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年6月24日火曜日

蒸し暑い日にみずみずしい緑が眼に嬉しい盆栽です

盆栽の飾り替えをいたしました。
蒸し暑い日にみずみずしい緑が眼に嬉しい盆栽とともに、
お食事をお楽しみいただければと思います。









左から
山香ばし  樹齢約20年
伊吹麝香草(イブキジャコウソウ)
コナラ   樹齢約35年

■解説
6月21日は24節気の夏至にあたります。

一年で昼が最も長い日ですが、
故事に習えば夏は短夜。

昼が長いととらえずに、
涼しく過ごしやすい夜が
たちまちに明けてしまうのを惜しむ心もちで「短夜」というのです。


とはいえ季節はまだ梅雨どき、
五月晴れを乞うこの頃です。


山香ばしは山や丘陵地の林などに
ひっそりと生きています。

枝を折ると香りがすることからついた名です。

五月雨にしっとりとした青葉がみずみずしく、
そばに立てば深呼吸してみたくなります。


伊吹麝香草はシソ科の植物。

名前のように麝香という
香料に似た香りがするといわれます。

近縁種でハーブで知られるタイムがあります。

滋賀県の伊吹山では群生して、
時期になれば薄紅色のじゅうたんのように見えるようです。


コナラはどんぐりがなる木です。

日本に生息するナラでミズナラ(別名オオナラ)があり、
これに似ている事からついた名です。

よく見ると葉の元に小さなどんぐりがついています。

これからいっぱい栄養を吸い上げて、
立派などんぐりになるのでしょう。

梅雨の時期、長雨が鬱陶しくなるもの。

そんな時は草木の潤いを見て、
じっと雨垂れの音に耳を傾けるのも良いものです。

ショパンやドビュッシーのピアノ曲がより心地良く聴こえるのも、
この季節ではないでしょうか。



株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年6月16日月曜日

盆栽を飾り替えいたしました

樹々の緑が深くなり初夏の風に肌も汗ばむ季節となって参りました。
盆栽も初夏の装いとなりました。
是非お食事と共にお楽しみくださいませ。











左から
サツキ    樹齢約25年
ホタルブクロ
コバノズイナ 樹齢約15年

■解説
5月21日は24節気の小満にあたります。

万物の気が満ちてゆく頃、
つまりは草木が茂ってゆくことを意味します。

木々の若葉が野山や街を彩り、
陽光に照らされキラキラと輝いているようです。


サツキはツツジの仲間です。

皐月の頃に遅れて咲いてくることでサツキツツジと呼ばれ、
それが花形良く小葉で幹もきれいで
鑑賞に良く丈夫であることから、
交配され様々な品種が発表され
人気を博しています。

満開に咲いた姿は華やかで、
気が満ちている様を体現しているかのようです。


ホタルブクロは初夏に日陰で
ひっそり咲くキキョウの仲間。

蛍が中に入って光る様子を見てついたとも、
昔の提灯を火垂るといって
その姿が似ていることからついた名とも言われています。

ともあれ、蛍が中に入って
ぼうっと光るところは見てみたいものです。


コバノズイナは初夏の頃、
枝先に小さな白い花を密にさせ穂のように咲かせます。

若葉とあいまってとても涼し気で清涼感があります。

ユリに代表されるように、
夏には白が合うものです。

新緑の季節はほんのつかの間。

夏が深まってゆけば、
木々の若葉は青葉に変わってゆきます。

人生でいえば青春の時のようなものでしょうか。


だからこそ、尊く、輝かしく、素晴らしい。



株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年6月2日月曜日

特別飾り盆栽 栃木県産コシヒカリ早苗
















6月を迎えホトトギスが飛び、
山里にも田植えの水面の風が通ります。

今年の日本の豊穣を祈る早苗の飾りは、
芒種を迎えるこの時限りの飾りといえます。

どうぞ豊かな日本の四季と文化をお楽しみ下さい。

2014年5月13日火曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

季節の歩みを感じさせてくれる、素敵な盆栽です。
是非お食事と一緒にお楽しみください。








左から
サルナシ    樹齢約40年
菖蒲
山もみじ寄せ  樹齢約20年

■解説
立夏を過ぎどこか”夏の気”が感じられる頃となりました。

緑は美しく野鳥も綺麗な声で歌っています。

青葉薫る季節、山もみじの新葉もキラキラと輝いています。

薫風とは良くいったもので
風に香りなどないと言ってしまえばそれまでですが、
萌え出でた若葉揃う山並みをほがらかに南風がそよいでゆく、
初夏の風には生命の息吹きが感じられます。

5月5日は端午の節句でした。

菖蒲の葉を邪気を払うとしてまくらの下に置いたり、
風呂に入れたりするものですが、
これは花菖蒲なので別物。

江戸時代から園芸種として親しまれ
「いずれがアヤメかカキツバタ」と、
甲乙付け難く素晴らしいことを表す慣用句は有名です。
サルナシは山岳地に自生する蔓性植物。

秋に指先程のキューイに似た実がなり、
猿が好んで食べていたところから付いた名。

そんなサルナシも透きとおるような新葉を広げています。

6月頃、可愛らしい白い花を咲かせます。

猿だけでなく、鳥や熊、山に住む様々な動物たちが
この花が実になるのを楽しみにしています。

植物はぐんぐん伸びて茂り、動物たちも賑やかに、
全ての生き物が生き生きとして見えます。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年5月1日木曜日

風薫る新緑の盆栽をお楽しみください

若葉が目にまぶしい季節になりました。
風薫る新緑の盆栽をお楽しみください。









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左から
真柏    樹齢約40年
ギボウシ
イワシデ  樹齢約40年

■解説
5月5日は24節気の立夏にあたり、端午の節句でもあります。
暦ではもう夏が始まります。
薫風に鯉のぼりが優雅に泳ぐ姿は夏の旗印といえます。

新葉を出したイワシデは実に清々しい緑を見せています。
夏を知らせる南風を薫風といいますが、
時鳥が鳴く新緑の野山を抜ける風はきっと爽やかな香りがすることでしょう。
なにもなかったような地面からクリッと芽を出し
あれよと言う間にギボウシの葉になってゆく姿は、
なんともかわいらしく、見ていてまったく飽きないものです。
やがて葉をもっと大きくした後、
花茎をすっと伸ばして擬宝珠のような花芽を出してくれるでしょう。

人を寄せ付けぬような深山に生きる真柏も、
緑を濃くして夏の姿になってきました。
すっかり力を緩めて、今はこの陽光をいっぱいに浴びて
蓄えようとしているかのようです。

ここから梅雨の前までが初夏にあたり、
1番心地良い陽気でしょう。
山に入って時鳥の声を聴き、野に入って卯の花をみたら、
海へ行って鰹を食べる。
なにせ出掛けたくなる季節です。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年4月22日火曜日

瑞々しい盆栽をお楽しみください

盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事とともにお楽しみください。









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左から
真柏  樹齢約45年
風知草
藤   樹齢約50年

■解説
4月20日は24節気の穀雨にあたります。
春の雨が田畑を潤し、穀物の成長を助けます。
春雨はしめやかに音もなく大地を湿らせ万物を育てます。
夜は朧月、朝は霞と、いかにも潤う季節と感じます。

日本に自生する藤は山藤と野田藤。
各地に藤棚の名所があり、山々では、
新緑の間できれいな紫色を見せてくれます。
家紋や装飾に用いられるなど、古くから人々に親しまれています。
萌え立つ季節、様々な草木が芽を出し新緑を見せてくれます。

風知草の萌え出でる姿は生命の瞬き、
とても美しいものです。
季節が進み夏になれば葉が伸びて、
サラサラと風に揺れて涼を演出してくれます。
深き山の峰で風雪に耐えながら生きてきた真柏も緑濃くなり、
徐々に初夏を思わせる雰囲気になってきました。
強くなる陽射しをいっぱいに浴びて、
地から養分を吸い上げて、木全体が力で満ちています。

「春眠暁を覚えず」とは孟浩然の詩「春暁」の一節、
春の眠りの心地良さは今も昔も変わらぬようです。



株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年4月16日水曜日

4月のお料理について森川料理長より



今月は、稚鮎、新ものの海草類、筍と瀬戸内の鰆、桜鯛など....
春を感じる旬の味わいをお花見気分で味わっていただけるような
献立となりました。

2014年4月8日火曜日

桜の季節の盆栽で

何かが始まる予感に満ちたこの季節にぴったりの、
盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事とともにお楽しみください。



左から
枝垂れ桜 樹齢約25年
丹頂草
木瓜   樹齢約30年

■解説
4月5日は24節気の清明にあたります。
万物の気が満ちて、明るく清らかになってゆきます。
植物たちも新たな命を芽吹き萌え出でる季節です。

このサクラは小輪で花型の良い富士桜の枝垂れ性です。
桜は開花から散り際まで、、「もののあわれ」「日本の心意気や美意識のシンボルと言えます。
花吹雪、散り桜、花筏、散り際の桜が一番美しいと云われるのも、
日本人の中の物の哀れを想う心があるからでしょうか。

今まで枯れたように静かだった木瓜もいよいよ蕾を膨らませ、
いざ、咲かんと賑やかになってきました。
花後の実が瓜に似ている事から木に生る瓜と云って木瓜となったようです。

徐々に暖かくなってきた大地から、
すっと鶴が首を上げるように丹頂草が花茎を伸ばして咲いてゆきます。
葉を出すより先に何もないと思っていたところから
急にまるで私はここに居ますよというように。

新しく水々しい生命の輝きが大地を覆っています。
やがて行く春を惜しみつつも、季節は初夏へと向かいます。



株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年4月7日月曜日

ことしもいよいよ鮎の季節

今年もいよいよ鮎が入ってきました。ぶほろ苦さが春を感じさせてくれますね。今月は前菜で稚鮎の山椒煮などをお楽しみいただいています。是非ご来店ください。




2014年3月26日水曜日

盆栽を飾り替えいたしました

盆栽の飾り替えをいたしました。
是非お食事とともにお楽しみください。













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左から
枝垂れ桜 樹齢約25年
長寿梅石付き
五葉松  樹齢約50年

■解説
3月21日は春分の日。
太陽は真東から昇り真西に沈みます。
1日の昼と夜の時間がちょうど同じになり、
ここから太陽の勢力が勝り昼の時間が長くなってゆきます。

桜は日本人には特別なもの。
平安時代から花の代名詞、花といえば桜。
開花から散り際まで大和ごころの象徴といえます。

長寿梅は正月あたりからちらちら咲いて、
今は新葉と共にまた咲き出しています。
正に長寿の名前のとおりです。

五葉松は常盤の緑を更に青く、
春の日差しを浴びて光って見えます。
この彼岸を過ぎて、暖かい陽気で新芽が伸び始めます。

春分は彼岸の中日でもあります。
暑さ寒さも彼岸までと言うとおり、
彼岸を過ぎると、余寒もおさまり暖かな日が続きます。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年3月10日月曜日

盆栽を飾り替えいたしました

まだ寒い日が続きますが、盆栽は既に春を感じ
私たちに季節の変化を教えてくれている様です。
是非お食事とともにお楽しみください。









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左から
緋寒桜 樹齢約30年
雪柳
黒松  樹齢約35年

■解説
3月6日は24節気の啓蟄にあたります。
雪が解け、水が大地に沁み渡り植物が息を吹き返し、
地中の虫たちが動き出します。

緋寒桜は温暖な地域に咲く桜。沖縄で桜といえば、
この緋寒桜をいいます。
早春に緋色の花をやや俯きかげんに咲きほこる姿は素晴らしく、
沖縄では2月頃から見られます。

そこにだけ雪が降り積もったかと思わせる
きれいな雪白の花を咲かせる雪柳。
中国では噴雪花といわれるようです。
丈夫で手入れも簡単なことから古くから
庭や公園などに植栽され親しまれてきました。
早春のおなじみの花といえるでしょう。

黒松の株立ちの吹き流し樹形は、正に強い風に流されながらも
力強く生きる姿が見てとれます。
春風が吹き、春爛漫の頃には黒松の新芽がぐんぐん伸びて
室内での観賞には向かなくなってきます。

もう春の芽があちらこちらから見られるようになってきました。
桜の花芽もふっくらしています。
見守るこちらもなんだかそわそわした気分になる気がします。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年2月25日火曜日

寒さ和らぐ可憐な盆栽をお楽しみください

盆栽の飾り替えをいたしました。
寒さ和らぐような可憐な姿を、
是非お食事とともにお楽しみください。

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左から
土佐水木 樹齢 約25年
蕗の薹
五葉松  樹齢 約60年

2月19日は24節気の雨水にあたります。
雪が雨に変わり、残雪や氷は解けて水になります。
やがて大地は潤い、植物たちは動きだします。

土佐水木は葉に先立って鮮やかな黄色い花を咲かせます。
名前の通り高知方面で自生していますが、まだ色の少ない初春から鮮やかに、
可愛らしく垂れ下がって咲く姿は人気があり、
江戸時代から切り花や植栽として楽しまれてきました。

雪間に可愛らしく咲く蕗の薹。早春の味覚にもなり、
咲く前の花芽を天ぷらや味噌と和えたりなどしていただきます。
「薹が立つ」とは盛りを過ぎたという意味で言いますが、
花茎が伸びて堅くなって食べ頃を過ぎてしまうところからきています。

五葉松は変わらず常盤の緑をたたえていますが、
寒さで少しくすんだようだった葉が緑を取り戻してきたようです。
春の陽射しは氷を解かすだけでなく、
植物にも働きかけています。

春はあけぼの。枕草子の冒頭の下りは有名ですが、
実際に春の夜明け前の美しい光景を目にすることはなかなかないかも知れません。

日本の美意識の原点、平安時代の賢者が見惚れた光景を時空を超えて、
現代の私たちが共感できるのはとても楽しいことではないでしょうか。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年2月20日木曜日

昨年末オンエアのTV番組で鰤料理を披露


Simply Ming: Season 11, Episode 10. On the Road in Japan: Michiba & Seafood

昨年12月にオンエアされた親父さんが出演のアメリカのTV番組が、製作サイドのご好意で公開上映させていただけることになりました。途中のCMも含めノーカットでどうぞ。

こちらでご覧いただけます。






2014年1月24日金曜日

盆栽の飾り替えをいたしました。

左から
樹種 赤松寄せ植え     樹齢 約15年
樹種 草木瓜と笹の寄せ植え
樹種 紅梅         樹齢 約35年









1月20日は24節気の大寒にあたります。
凍てつくほどの寒さが極まりますが、立春は間近に迫っています。

常盤の緑輝く赤松の若木は岩にしっかりと根を張っています。
たくましく成長していく新成人の姿に重なるようで、
とても清々しい心持ちにさせてくれます。

春の花を代表するひとつと言える木瓜は中国の渡来種ですが、
草木瓜は日本の自生種。笹と寄せた姿は

正に自生地からそのまま取り上げたようです。

梅は春を告げる花。ほのかな香りと共に凛と咲きます。
紅梅はしんしんと降り積もる雪の中の紅一点。
寒さ厳しいほど凛として美しいものです。

2月3日は立春、冬は間もなく終わりを迎え、寒さも峠を越え、
やがて大地がざわめいてくるでしょう。





株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年1月14日火曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

盆栽の飾り替えをいたしました。
新年にふさわしく華やかで力強い盆栽になりました。
是非お食事とともにお楽しみください。

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左から
樹種 五葉松 樹齢 約70年
樹種 富貴ノ塔
梅と季節の寄せ











歳神が家々に降り来る新年は、身も心もあらたまり、
不思議に盆栽が身近に感じられる時でもあります。

人間にとっての一年、十年は、盆栽にとってどれほどの時間なのでしょうか。

今年も飾らせて頂く盆栽の初飾りをお楽しみ下さい。


松は神を待つ、神の依り代として昔から飾られてきました。

なかでも五葉松は"御用を待つ"といってお客様をお迎えする
商いには最適といえるのではないでしょうか。


フキノトウは私共の初春の名物飾りとなっております。

あて字で"富貴ノ塔"と書き、富の貴い芽が出る、
そしてその形を橋の欄干にある宝珠に見立て、
宝の芽が出ますようにと縁起の良い飾りです。


松竹梅はもとは中国の「歳寒三友」といい、
寒さ厳しい時に緑を絶やさない松や竹、
花を咲かせる梅を上げています。

これが日本に伝わり、慶事・吉祥のシンボルとして重用されるようになりました。

五葉松を左に置いたので、ここには梅と竹の代わりに笹、
それに難を転じて福となるのなぞらえの南天を寄せました。

めでたいずくしの新春飾りです。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵