2014年8月25日月曜日

店内の盆栽を飾り替えいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。









左から
真柏   樹齢約60年
サギソウ
山香ばし 樹齢約25年

■解説
8月23日は24節気の処暑にあたります。

朝晩は徐々に冷気が感じられ、
猛威を奮っていた熱波は治まりに向かいはじめます。

とは言え、まだ残暑厳しい季節、
涼を感じる飾りが求められます。


山香ばしは繊細な細幹と枝くばりで、
山合いの谷の涼やかな風を感じさせてくれます。

枝葉を折ると香りがすることからついた名ですが、
ここでは折らずに雰囲気から
青葉の香りを感じとっていただければと思います。


サギソウは湿地に生きる多年草。

7〜8月頃、白鷺が羽をひろげたような花をつけることで、
とても人気のある植物です。

園芸店では株苗などが多く販売されていますが、
反面、自生地が開発や違法採取で荒され
絶滅危惧種に指定されています。

美しくもはかなく見えるのはお盆に咲くからだけではないのです。


真柏はその白く荒々しい舎利といわれる、
樹の枯死して残った芯の部分が、
まるで彫刻作品のような存在感をだしています。

生きるアートとはこの真柏を指しているといえます。

自然界にも確かにアートのような舎利を見せるものがあり、
人間の想像も及ばぬ存在感、
迫力には圧倒されるものです。


夏休みも間も無く終わります。

あれだけ盛りだった暑さも弱まっていくのは、
涼しくなる喜び反面、なにか寂しく、
センチメンタルな気分に誘われます。

そんな気分も愉しみながら
秋の深まりを待つのも大人の余裕なのでしょうか。



株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

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