2014年5月13日火曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

季節の歩みを感じさせてくれる、素敵な盆栽です。
是非お食事と一緒にお楽しみください。








左から
サルナシ    樹齢約40年
菖蒲
山もみじ寄せ  樹齢約20年

■解説
立夏を過ぎどこか”夏の気”が感じられる頃となりました。

緑は美しく野鳥も綺麗な声で歌っています。

青葉薫る季節、山もみじの新葉もキラキラと輝いています。

薫風とは良くいったもので
風に香りなどないと言ってしまえばそれまでですが、
萌え出でた若葉揃う山並みをほがらかに南風がそよいでゆく、
初夏の風には生命の息吹きが感じられます。

5月5日は端午の節句でした。

菖蒲の葉を邪気を払うとしてまくらの下に置いたり、
風呂に入れたりするものですが、
これは花菖蒲なので別物。

江戸時代から園芸種として親しまれ
「いずれがアヤメかカキツバタ」と、
甲乙付け難く素晴らしいことを表す慣用句は有名です。
サルナシは山岳地に自生する蔓性植物。

秋に指先程のキューイに似た実がなり、
猿が好んで食べていたところから付いた名。

そんなサルナシも透きとおるような新葉を広げています。

6月頃、可愛らしい白い花を咲かせます。

猿だけでなく、鳥や熊、山に住む様々な動物たちが
この花が実になるのを楽しみにしています。

植物はぐんぐん伸びて茂り、動物たちも賑やかに、
全ての生き物が生き生きとして見えます。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵

2014年5月1日木曜日

風薫る新緑の盆栽をお楽しみください

若葉が目にまぶしい季節になりました。
風薫る新緑の盆栽をお楽しみください。









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左から
真柏    樹齢約40年
ギボウシ
イワシデ  樹齢約40年

■解説
5月5日は24節気の立夏にあたり、端午の節句でもあります。
暦ではもう夏が始まります。
薫風に鯉のぼりが優雅に泳ぐ姿は夏の旗印といえます。

新葉を出したイワシデは実に清々しい緑を見せています。
夏を知らせる南風を薫風といいますが、
時鳥が鳴く新緑の野山を抜ける風はきっと爽やかな香りがすることでしょう。
なにもなかったような地面からクリッと芽を出し
あれよと言う間にギボウシの葉になってゆく姿は、
なんともかわいらしく、見ていてまったく飽きないものです。
やがて葉をもっと大きくした後、
花茎をすっと伸ばして擬宝珠のような花芽を出してくれるでしょう。

人を寄せ付けぬような深山に生きる真柏も、
緑を濃くして夏の姿になってきました。
すっかり力を緩めて、今はこの陽光をいっぱいに浴びて
蓄えようとしているかのようです。

ここから梅雨の前までが初夏にあたり、
1番心地良い陽気でしょう。
山に入って時鳥の声を聴き、野に入って卯の花をみたら、
海へ行って鰹を食べる。
なにせ出掛けたくなる季節です。


株式会社 エスキューブ
銀座 雨竹庵