2015年11月13日金曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。










































上から、
黒松  樹齢約50年
野紺菊
紫式部 樹齢約20年

11月8日で立冬を迎え、季節は冬となります。
とはいえまだ秋の名残りが感じられ、晴れた日などは行楽日よりといえる暖かさ、かと思えば冷たい時雨があったりとそうこうしながら冬が深まって行くのでしょう。

紫式部は木枯らしにあって落葉し、枝々の実があらわになり紫色が誠に美しく見えます。
平安時代の美人作家の名を戴いたこの植物は、紫色の実をびっしりとつけることから「紫敷き実」と呼ばれていたものが、
いつからかその美しい色合いと気品のある姿から、そう呼ばれるようになったようです。

道端から渓流の側にまで広範囲に生息する野紺菊は最も一般的に見ることができる野菊でしょう。
成長が早く丈夫で地下茎をどんどん伸ばし、あちらこちらに芽吹くので容易に群生してゆきます。
春のサクラに対して秋の花の代表となる菊は皇室の家紋にも使われており、日本には欠かすことのできない花ものです。

黒松も今年の新葉が硬くぴんと立ち上がり実に清々しく見えます。
周りの樹々が落葉してゆく中、常盤の緑をより冴えわたらせて、真打ち登場と言わんばかりの凛々しい姿です。

海辺に生きる黒松は防風林などのため古くから植林され、日本の百景にも選ばれている松原がいくつかあります。
三保の松原に、陸前高田の高田松原もそうです。
風を感じる姿は自然の景そのままです。

冬が立つ、正にここから立春までが冬となります。
ただ冬の本番はもう少し先、今は備えを万全にする時なのでしょう。
備えが過ぎてか過食気味になるのは、食べ物が美味しい季節のせいでしょうか。




       

株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

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