2015年7月15日水曜日

盛夏の盆栽をお楽しみください

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。








左から
いちじく 樹齢約15年
夜叉ぜんまい
夏ツタ  樹齢約40年

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7月23日は24節気の大暑にあたります。

1年の中で一番暑い頃、夏の盛りです。

土用の丑の日は24日、うなぎにとっては受難の日。

昔から暑さを凌ぐために様々な工夫や思考がなされ、
それが日本の文化を育んできたといえます。


夏ツタは瞬く間に葉を茂らせ、伸びていきます。

その旺盛な成長と、耐熱耐寒性で現代では
ビルや人工物の緑化などに活躍しています。

山中では木々に巻きついて繁茂し共生していますが、
行き過ぎて木を枯らしてしまうこともあるようです。

秋の紅葉も見事なもので、錦ツタと呼ばれることもあるようです。


夜叉ぜんまいは山の渓流の際になどに生きるシダ植物。

普通のぜんまいに比べやや小さく、
食用には適さないようです。

清流のそばで涼やかな風に揺れて生きています。
胞子を飛ばして冬には枯れてしまいます。

しかし春にはまた葉をくるっと巻いて出てきます。


いちじくの実が徐々に大きくなってきました。

漢字では「無花果」と書くのは、
花を咲かせずに果実をつけるように見えることからついた名前です。

しかし、この実のように見えるのは[花のう]といって
中に無数の小さな花をもった袋のようなもの。

渡来した江戸時代には、
不老長寿の実と言われていたようです。


日本の蒸し暑い夏を乗り切るために、
衣食住から遊びまで様々な創意工夫が文化として残っています。

今も昔も、ひょっとすると昔の人の方が
夏を楽しく過ごしていたのかも知れません。



株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2015年7月8日水曜日

店内の盆栽を飾り替えいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。









左から
真柏    樹齢約40年
姫孟宗竹
コナラ  樹齢約25年

7月7日は七夕の日、
星に願いを込めて短冊に書き竹笹につける。

とはいえこれは旧暦の頃の行事なので、
本来なら8月上旬の頃にあてはまります。

梅雨の最中で星空に恵まれなくとも、
仕方のないことです。

姫孟宗竹は元来の孟宗竹に比べて太くならず、
高く大きく伸び過ぎることもない、
盆栽に適した種類です。

手もとで七夕飾りを楽しむにはこれが一番といえます。
ただし、本来の竹の成長を考えると7月ではまだ葉がそろわず、
やはり8月の旧暦七夕に合わせた頃が最適です。


真柏はそのたくましい生命力を表現するのに、
崖から伸びる姿を見せる懸崖樹形が面白いです。

厳しい季節の間風雪に耐えて、
今はただひたすらに水を吸い上げ光を浴びて
力を蓄えているのでしょうか。


山上の心地良い風を感じる木です。
コナラはどんぐりがなる木です。
今はまだ爪の先ほどの小さなどんぐりの赤ちゃんですが、
秋に向けて徐々に大きくなります。

残念なのはどんぐりと紅葉の時期が
一緒にならないことでしょうか。

紅葉は11月過ぎてから、
どんぐりは10月頃には茶色くなって落ちてしまいます。


7月7日は24節気の小暑、
もうしばらくで梅雨も明けて本格的な夏の到来です。

梅雨前線を押し上げて炎天の夏がやって来ます。


株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵