2016年12月16日金曜日

冬の彩り






        キンカン 樹齢約15年
        コケモモ
        桧寄せ植え 樹齢約45年

早いもので12月21日には冬至となります。
日照時間が最も短くなる日、つまり太陽の力が一番弱まる日です。
この日を境にまた日照時間が長くなり始めることから、
「一陽来復」といって太陽が力をよみがえらせる日とされ、
陰から陽へと運気が上昇する起点とされています。

その昔中国から渡って来たキンカンは、寒さの耐性もあるため日本全国に広まり、
様々な品種が開発されました。
その姿から「福徳」、色味から「黄金」また実つきの良さから「子孫繁栄」の象徴として
冬至や正月に飾ることが多いようです。

桧の寄せ植えは桧林をイメージして、雪化粧をしてみました。
トナカイのそりに乗ってあの人がやって来そうではないでしょうか。

コケモモはこの時期に貴重な色をだしてくれます。
可愛らしい赤い実に緑の葉はクリスマスカラーにぴったりです。
柑橘類が旬を迎え、寒さ厳しくなるこの季節、コタツにみかん、
冬至の柚子湯と日本には欠かせない風物詩ですが、やはりクリスマスに押されがちではあります。

2016年12月14日水曜日

盆栽が新しくなりました








    五葉松  樹齢約60年
    コケモモにイソギクの寄せ
    ツルウメモドキ  樹齢約30年

季節は小雪を過ぎて大雪に向かうところ、遠くの山々は頂きを白くして冬の寒さも進んでゆきます。
街の中の樹々もようやく錦に彩り、ライトアップされて、今が盛りとなっている頃でしょうか。

ツルウメモドキはすでに落葉して、可愛らしい実がよく見えるようになりました。
日当たりの良い林などに自生するツルウメモドキは、
その名にあるように他の植物に巻きついて上に伸び成長します。
晩秋の頃、黄色い実が裂けて中の赤い種を見せる姿はとても可愛らしく、
生け花などにも使われています。

コケモモは冬の寒さにも強く、-40度の環境下でも耐える力があり、
葉も落とさずに可愛らしい実を見せてくれます。
実は酸味が強いですが、北欧ではジャムや甘煮にして食す習慣があります。

五葉松は常盤の緑、落葉樹がひと通り葉を落とした後だと、余計にその緑がひき立ちます。
北風にあたって緑がやや茶色くなることもありますが、室内で温まるとすぐに青さを取り戻すでしょう。

今年もあっという間に後ひと月です。
次第にせわしなくなり、息をつく間もなく年の瀬を迎えることになりそうですが、
そんな時こそ盆栽を見て心を落ち着かせることが大切でしょう。

2016年11月11日金曜日

告知:<ボジョレー解禁目前>限定、ふるまい酒!


フランスより、シャトー・ドゥ・ピゼイ・ボージョレ・ヌーヴォーの樽が
今年は懐食みちばへやってまいります。

そこで、解禁日の11/17から期間・数量限定にて、
樽開け「ふるまい酒」とさせていただきます!

新酒とは思えぬ味と香り、その風格と優雅さで
毎年、高い評価を得ているお酒です。


ぜひこの際に、今だけの特別な味を楽しんでいただけばと思います。

2016年10月11日火曜日

ルーシー・リーの展示作品を飾り替えいたしました

懐食みちばでは、銀座にありながらも心地よい四季の移ろいを感じ、
そして楽しみながらお食事をゆっくりと味わっていただけるようにという、
道場六三郎の思いから、盆栽と陶芸家ルーシーリーの作品を常時展示しています。

ルーシー・リーの展示作品を飾り替えいたしました。
ぜひこの機会に一度、お食事とともにゆっくりとご覧いただければと思います。



1 ピンク掻き落としの鉢磁土 磁土 late 1970s

ゴールドの釉薬にピンク、トルコブルーの掻き落としを施した華麗な鉢。
70年代後半からルーシー・リーの器は様々な色使いを見せる。
い高台に掻き落としや象嵌のデザインを施した直線的輪郭の器。


Porcelain footed bowl with pink
Sgraffito / Sugiyama Collection




2 溶岩釉の鉢陶土 陶土 c 1960

厚く塗ったグレイの溶岩釉が、重なり合い流れる寸前で固まっている。
ルーシー・リーの代
表的なシリコンカーバイドを加えた釉薬。
内側の
見込みは、無釉。淡いブルーグリーンの帯があり非常に表情豊かな釉薬だ。

Oval bowl of Volcanic glaze











2016年10月4日火曜日

秋深まる景色を盆栽にてお楽しみください



カリン 樹齢約30年
エノコログサ
黒松寄せ 樹齢約40年

秋分を過ぎ10月8日には寒露を迎え、暦の上では徐々に秋深まってゆく季節です。
とは言え、旧暦と新暦のずれに温暖化の影響もあってか、まだまだ夏のなごりが絶えません。

カリンは昔に中国からやって来たもので、生薬や果実酒として利用されてきました。
実はもちろんのこと、新葉の美しさから薄桃色の花、秋には見事に紅葉して、
冬には落葉後の枯木立、幹姿も美しく特徴的です。庭木や園芸、特に盆栽では人気のある樹種といえます。
今付いている実はこれから黄色く熟して、とても甘い香りを辺りいっぱいに漂わせます。

空き地や原っぱでふさふさ毛ばだった花穂を取って遊んだ記憶がある方も多いでしょう。
猫じゃらしと言ったほうが、ピンとくる人は多いかも知れません。
エノコログサはイネ科の植物で穀物の粟の原種とされています。

黒松も春に出てきた新芽が葉となり立派に出そろいました。
彼岸明けの頃にはしっかりと養分をとって、飾れるようになります。
松林の景色を見せるつくりで、そっと目を閉じて松風に耳を傾けてみるのも良いでしょう。

秋深まり、実が熟し紅葉が始まり、山々は錦に色づき始めます。
動物たちは冬に備えて懸命に蓄えて、魚も脂がのって美味い時期です。
食欲の秋に芸術の秋と私たちもある意味肥えていきそうです。
スポーツの秋とはそういう意味も含んでいるのでしょうか。


2016年9月27日火曜日

秋を楽しむ盆栽





  深山海棠 樹齢約35年
  屋久島ススキ
  真柏      樹齢約50年

9月22日で秋分となり、これより徐々に昼より夜の時間が長くなっていきます。
暑さ寒さも彼岸までというように、しばらくは過ごしやすい気候が続き、秋が深まってゆきます。

深山海棠の実もだいぶ色づいてきました。
バラ科でリンゴの仲間のカイドウは、春に咲く薄ピンクの花も可愛らしく、
秋の実姿と2度楽しめる人気の樹種です。

15日は中秋の名月、十五夜です。お月見にはススキは欠かせません。
屋久島ススキは早咲きの部類で、ちゃんと十五夜に穂を出してくれました。
他の種類は翌月の十三夜には穂を出してくれるでしょう。

真柏も残暑を越え、秋雨にしっとりと葉を濡らして気持ち良さそうに見えます。
真夏の間、一時休眠状態になって暑さをやり過ごした後、これから冬の寒さ厳しくなるまでにまた成長を始めます。
冬を乗り切るために力を蓄えるのです。

台風が多いのは困りますが、秋はこれから食欲の秋、芸術の秋と、楽しみがいっぱいです。
秋の夜長を満喫できますね。




2016年8月8日月曜日

店内の盆栽が新しくなりました




深山海堂  樹齢約25年

姫孟宗竹

真柏  樹齢約40年


8月7日で立秋となり暦の上では秋の始まりです。
まだまだ暑さ厳しく残暑ですが、夏は終わります。
異常気象や温暖化の影響で昔の季節感とはかなりの相違がでているのが現状です。

深山海堂の青実はこれから少しずつ赤みづいていきます。
秋の装いになり始める頃です。
おそらく9月後半には、すっかり赤くなっていることでしょう。


七夕といえば7月7日の行事と思うでしょう。
しかし、本来は旧暦に合わせた秋の行事で、今年は8月9日がその日です。
竹の葉も7月に比べるとだいぶそろってきて良い調子ですし、おそらく夜空の星も8月のほうがよく見えるはずです。

真柏は夏の間にしっかりと力を蓄えて、いきいきとして見えます。
自然味のある石付きの創作をしていて、尾根に立つ姿や岩盤に根をおろして生きる姿などを想像できます。
暑い日々が続いていても、秋になれば残暑といいます。

暦の上と言わずに、微かな秋の気配を見つけてみましょう。

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」

秋の気配を探るのも暑さを紛らわすのに良いのかも知れません。

株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵


2016年7月26日火曜日

懐食みちば 調理スタッフ募集のお知らせ



調理スタッフ募集
将来自分の店を持つという夢に向かって頑張る人を応援します!

自分達の作った料理がどのような形でお客様に提供されるか…またお客様の美味しいという言葉を直に聞くことの喜びを実感できます。

給与:基本給+能力給。
キャリアアップ制度あり。
調理師免許、フグ免許取得の為の奨励金など。
※フロア研修など様々な店舗の仕事を経験していただきます。

詳しくはお電話でお気軽にお問い合わせください。
TEL : 03-5537-6300
受付時間:営業時間内、月曜定休
http://www.kaishoku-michiba.jp

懐食みちば
〒104-0061 東京都中央区銀座6-9-9かねまつビル8F
TEL:03-5537-6300

2016年7月20日水曜日

懐食みちば|2016年 7月のランチ

懐食みちば7月のランチについて森川料理長が解説致します。

2016年7月5日火曜日

店内の盆栽が変わりました。


     真柏 樹齢約50年
     ギボウシ
     姫孟宗竹 

7月7日は24節気の小暑、そして五節句のひとつ七夕です。
梅雨明けも間近となり、暑い夏が訪れます。

七夕は豊作を祖霊に祈るお盆行事の一部でもあり、笹は精霊が宿る依り代とされてきました。
願い事を短冊に書いて笹の葉に吊るし、星にお祈りするのも中国伝来のものと
日本文化が合わせてできたものです。

姫孟宗竹は元来の孟宗竹に比べて太くならず、高く大きく伸び過ぎることもない、
盆栽に適した種類です。手もとで七夕飾りを楽しむにはこれが一番といえます。
ただし、本来の竹の成長を考えると7月ではまだ葉がそろわず、
やはり8月の旧暦七夕に合わせた頃が最適です。

ギボウシは漢字で書くと擬宝珠。橋の欄干や武道館の玉葱みたいなあの形。
花茎を伸ばした先の蕾の形が似ていることからついた名前です。
山野の木陰でそっと咲く姿、薄紫色の花はとても清楚です。

舎利といわれる木の芯が残ってできた白い部分が、鋭いキバのように伸びています。
おそらく崖で生きていた真柏が強風か落石でへし折られたのでしょう。
そんな厳しい環境で生きてきた真柏も、今は夏の太陽の下、葉を伸ばし力を蓄えています。

七夕は本来は旧暦の行事です。
今は梅雨の晴れ間を期待しましょう。もしも雨や曇りでも 8月9日の旧七夕にお願いすれば大丈夫。
その頃にはきっと、満天の星空で、織姫と彦星も会うことができるでしょう。






2016年6月16日木曜日

盆栽の飾り替えをいたしました





     桧寄せ植え 樹齢約40年
     錦糸南天 樹齢約20年
     山香ばし 樹齢約25年

6月21日は夏至になります。太陽が一番高い位置にあり、北半球は昼が一番長くなる日です。
とはいえ梅雨の真っ最中で、なかなか実感できない頃でしょう。

雨に煙る山中に、山香ばしの瑞々しい若葉も美しく、スルスルと伸びてゆきます。
枝葉を切ると独特な香りがすることでついた名です。
秋には黄色からオレンジ色に紅葉して、四季を通して楽しませてくれます。


南天は『難を転じて福と為す』といって正月飾りにも使われ、
真っ赤に紅葉した葉と赤い実が美しく、江戸時代の頃から親しまれてきました。
変異品種も開発され、この葉が細い糸のようになる錦糸南天も古典園芸です。
南天の白い花は仲夏の季語になっています。


桧林を思わせる寄せ植え造りの盆栽です。
桧の歴史は古く、弥生時代から桧の材木は随一とされ、神社仏閣の多くにヒノキ材が使われています。
よって桧の人工林は多く点在しており、里山の原風景を感じられます。
雨水が滴りしっとりとなった桧の林は、日本の梅雨の景色とも言えるでしょう。


梅雨の時期、長雨が鬱陶しくなるもの。
そんな時は草木の潤いを見て、じっと雨垂れの音に耳を傾けるのも良いものです。
この雨が夏の水不足にならないための大切な恵みでもあるのです。

株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2016年5月10日火曜日

盆栽の飾り替えをいたしました



左から
       真柏 樹齢約45年
       麦寄せ植え
       いちょう 樹齢約40年

5月5日は24節気のうち夏の第一節気"立夏"となります。
そして五節句のひとつ"端午の節句"でもあります。
ゴールデンウイークの中に埋もれてしまいがちですが、大事な季節の節目です。

新緑の季節、いちょうも新葉が出てきました。
いちょうと言うと明治神宮周辺のいちょう並木を想像する方も多いでしょう。
綺麗に黄葉しているところや銀杏を落している光景は憶えていても、
なかなか新葉のいちょうを見る機会は少ないかも知れません。
植物の中でも進化が進まず、生きた化石と言われることを知らない方も多いでしょう。

麦はこれからしばらくすると収穫期を迎えます。
"麦の秋"という季語もちょうどこれからの季節を表しています。
麦畑を見る機会は少ないかも知れませんが、初夏の爽やかな風にさやさやとそよぐ
黄金色の麦の絨毯はさぞ美しいのでしょう。

真柏は変わらぬように見えて、ちゃんと新葉を伸ばしています。
とは言え、真柏の一番の見所は幹や舎利の動きでしょう。
白い舎利と絡むように捻転する幹模様は龍のように見えて、
その厳しさと美しさを感じさせます。

ここから梅雨の前までが初夏にあたり、1番心地良い陽気でしょう。
山に入って時鳥の声を聴き、野に入って卯の花をみたら、
海へ行って鰹を食べる。なにせ出掛けたくなる季節です。

株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵



2016年4月25日月曜日

盆栽の飾り替えをいたしました





真柏 樹齢約60年
アヤメ
藤   樹齢約15年

4月20日で穀雨を迎え、春の雨が田畑を潤し、穀物の成長を助ける恵みの雨となる頃です。
九州地方では大地震にみまわれ、雨は避けたいところです。
なんとか多くの人の無事と早い復旧が望まれます。

藤は日本の原種であり、万葉集でも歌われて、古くから日本人に親しまれてきました。
蔓性の特性を活かし藤棚として使われたり、山では他の木に巻きついて繁茂してゆきます。
青葉におおわれた山に紫色が所々にその存在を知らせています。

アヤメも咲き出しました。
「いずれが文目か杜若」というようにアヤメ、花菖蒲、杜若といずれも似たような花ですが、花弁の中央部に網目模様が見えるものがアヤメです。
どちらも確かに美しいものです。

真柏は深い山の崖のような場所でも生きるたくましい生命力をもっています。
雷や突風に打ち倒され、舎利といわれる骨のような木の芯の部分が現われ、それでも生き続ける力があり、舎利はまるで彫刻されたアートのようでもあります。

春深し、次の節気は立夏となり春の終わりを意味します。
梅雨がきて日本のむし暑い夏を前に、ゆく春を惜しむ。
朧月に春のなごりを感じるこの頃です。


株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2016年4月11日月曜日

春の盆栽

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非、春を感じるお食事と共にお楽しみいただければと思います。

 



          山ツツジ 樹齢約15年
          丹頂草
          五葉松  樹齢約50年

4月4日は24節気の清明にあたります。
天地万物の気が満ちて、清く明らかになります。
散り桜も美しくいよいよ春もたけなわ、新しい命の芽吹きが始まります。

派手な花を咲かせることも、紅葉したり落葉したりすることもない五葉松、なんの変化もしない松と思われがちですが、しっかりと春の陽気にふれて新芽を伸ばします。
芽が動き始めると、そこからは陽の光りに沢山あたらなければいけません。
今期最後の松飾りです。
次に松が飾れるようなるのは9月秋の彼岸の頃、今年の新葉がしっかり固まってからとなります。

丹頂草は丹頂鶴がひょいと首を上げるように可愛らしい花を咲かせています。
雪解けの清らかな岩清水流れるほとりで春を告げる花です。
花から遅れて出てくる葉は赤ちゃんの手のように可愛らしい。
夏になれば、涼しげな葉姿で飾りになります。

サクラに続いてツツジが咲き出しました。
日本各地の山野に自生し庭木にもよく使われており、身近で見られる花です。
子供の頃、帰り道で花の蜜を吸って歩いた記憶がよみがえる方も多いでしょうか。
しかし、ツツジの中には毒性がある種類もあるので、注意してください。

この頃は水も空気も清く美しく、外に出て深呼吸すれば心身が浄化されるようです。花粉症の方にはお気の毒ですが。

株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵


2016年3月22日火曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。




上から、

五葉松  樹齢約60年
長寿梅  樹齢約20年
枝垂れ桜 樹齢約30年

3月20日は春分。
昼と夜が同じ長さになる日、
そして彼岸の中日でもあります。

中国の故事ではこの日、
水や雨を司る竜が天に駆け昇るといわれます。


恒例の枝垂れ桜がようやく花芽を膨らませて、
今や咲かんとしています。

春は花、花といえば桜。
昔から人々にとって桜は特別でした。

そろそろ開花前線の報せで賑わう頃です。

ひと足早く桜を楽しんでください。
これも盆栽の醍醐味でしょう。


四季咲きの長寿梅、今は若芽が吹き出し、
若葉とあいまって花を咲かせています。

厳寒の初春に見る花も可憐で美しいですが、
この頃の咲き方も力が満ちている様子が感じられて良いものです。


五葉松も太陽のエネルギーをいっぱいに受けて、
新芽を伸ばさんとしています。

この時季に室内に飾り過ぎると来期の作に悪いので、
松類はしばらく日当たりの良い所での培養期間に入ります。


暑さ寒さも彼岸までというように、寒の戻りも次
第に収まり、
動物も植物も一気に動き出します。

「春が来た!春が来た!」と鳥は歌い、
大地に気が満ちてゆきます。




株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2016年3月4日金曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。




上から、

寒桜 樹齢約30年
春蘭
赤松 樹齢約50年

3月3日は桃の節句、ひな祭りです。
女の子の幸せを願って雛人形を飾り、
桃の花を飾ってお祝いする日です。

ここは桃の花を飾りたいところですが、
そもそも旧暦の行事をそのまま現在の暦にあててしまっているので、
実際の事象とひと月ずれてしまっています。

本来、桃の花が咲き始めるのは4月の半ばからですので、
代わりに寒桜を桃の花に見立てて飾りました。


春蘭は雑木林などの足元に自生する野生蘭で、
春の3月頃、茂みの中から茎を伸ばして花を咲かせます。

江戸時代の頃から盛んに愛培されてきた古典園芸植物であり、
現在も愛好家の間で珍種や奇形種が高値で取り引きされています。


赤松は山間部や人里の近くなど内陸に多く見られる松で、
耐寒性も備える樹です。

冬の間は雪に押し潰され吹雪に耐えながらも、
ようやく春を迎えてほっとしていることでしょう。

葉の色も徐々に青を取り戻してきたようです。


今年は暖冬でしたので、春の花も若干ずれて咲き出すこともあるようで、
これはこれで困ったもの。

何にせよ、穏やかな春を迎えたいものです。




株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2016年2月19日金曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。





上から、
サンシュユ 樹齢約25年
雪柳
黒松    樹齢約50年

立春を過ぎ2月19日には春の2番目の節気にあたる雨水となります。

雪は雨に変わり、氷を溶かし水が大地に染み渡ってゆきます。

しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。

三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。


中国、朝鮮半島原産のサンシュユ、
その名前は中国名の「山茱萸」を音読みしたものです。

別名で 「春黄金花(はるこがねばな)」と言い、
”木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝く”様を表しています。

白梅、紅梅に木瓜と、春を告げる花は白そして赤と続き、
いよいよ黄色へと変化してゆく頃、春一番が吹き始めます。


雪柳は柳のように扇状にカーブし枝を垂れて真っ白な花をつけます。

満開に咲いた時は、まるでそこだけに雪が降っていたかのように
真っ白なかたまりになって見えます。

こちらも春を告げる代表的な種類です。


常盤の緑を保つ黒松も、何も変化が無いように見えて、
着実に春を感じとっています。

緑が次第にいきいきとしてきたのが分かります。

葉の奥で眠っているように見える新芽が、しばらくすると動きだすのでしょう。

そうなると室内には飾れなくなるので、
こちらもその変化を見逃さないようにしなければいけません。


水温むと言っても何ということはないと思う方も多いでしょうが、
自然界にとっては待ちに待った春の到来を感じられることです。

植物も動物も深い眠りから覚めるきっかけとなります。


さあ、目覚めよ!春が来た!春は足下から始まるのでしょう。




株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2016年2月17日水曜日

懐食みちば|2月のランチ

懐食みちば2月のランチについて森川料理長が解説致します。

2016年2月9日火曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。





上から、

ヒイラギ 樹齢約40年
木瓜   樹齢約15年
五葉松  樹齢約60年

2月4日で立春となり、暦の上では春の到来です。前日の3日は節分。

季節の変わり目に邪気が生じ、それを追い払う為に「鬼は外福は内」と豆を撒くことは、
子供の頃から知っての通りです。

節分当日の夕暮れ、柊の枝に鰯の頭を刺したもの(柊鰯)を戸口に立てて置くことも、
古くは平安時代からの名残りのようです。

鰯の匂いにつられて顔を近づけた鬼の目に柊の葉が刺さり逃げて行く、
といった仕掛けになっているようですが、手入れをする職人にも優しくない木であります。


木瓜の花が咲き始めました。

春の到来を告げる花らしく、ぷっくりふくらんだ蕾から、
丸みのある可愛らしい花を咲かせます。

ちなみに冬の内から咲く木瓜は寒木瓜と言います。
花後に実をつけ、それが瓜のように見えることから、
木になる瓜、木瓜となったようです。


五葉松は常盤の緑を保ち、春を到来を前にしてより正気取り戻してきたようです。

そして短くつまった葉姿、黒松や赤松と比べても、
その力強い幹に品格を感じさせる総体は能舞台の背景にある鏡板に描かれた老松を思わせます。

盆栽界において五葉松は松の中の王、総じて盆栽の王様と言われる由縁です。


春の到来は全ての生き物にとって待ち望んでいたものでしょう。

草木も動物もそして人間も。

春は名のみと言いますが、それでも僅かなしるしを見つけて感じるのもこの季節です。




株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2016年1月7日木曜日

河豚 くえ 料理のお知らせ

今年も「河豚 くえ料理」がはじまりました。
1月7日(木)夜~31日(金)まで。お年玉価格 10,000円(税・ サ 別)です。
ぜひこの機会にお楽しみください。