2016年6月16日木曜日

盆栽の飾り替えをいたしました





     桧寄せ植え 樹齢約40年
     錦糸南天 樹齢約20年
     山香ばし 樹齢約25年

6月21日は夏至になります。太陽が一番高い位置にあり、北半球は昼が一番長くなる日です。
とはいえ梅雨の真っ最中で、なかなか実感できない頃でしょう。

雨に煙る山中に、山香ばしの瑞々しい若葉も美しく、スルスルと伸びてゆきます。
枝葉を切ると独特な香りがすることでついた名です。
秋には黄色からオレンジ色に紅葉して、四季を通して楽しませてくれます。


南天は『難を転じて福と為す』といって正月飾りにも使われ、
真っ赤に紅葉した葉と赤い実が美しく、江戸時代の頃から親しまれてきました。
変異品種も開発され、この葉が細い糸のようになる錦糸南天も古典園芸です。
南天の白い花は仲夏の季語になっています。


桧林を思わせる寄せ植え造りの盆栽です。
桧の歴史は古く、弥生時代から桧の材木は随一とされ、神社仏閣の多くにヒノキ材が使われています。
よって桧の人工林は多く点在しており、里山の原風景を感じられます。
雨水が滴りしっとりとなった桧の林は、日本の梅雨の景色とも言えるでしょう。


梅雨の時期、長雨が鬱陶しくなるもの。
そんな時は草木の潤いを見て、じっと雨垂れの音に耳を傾けるのも良いものです。
この雨が夏の水不足にならないための大切な恵みでもあるのです。

株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

0 件のコメント:

コメントを投稿