2016年10月4日火曜日

秋深まる景色を盆栽にてお楽しみください



カリン 樹齢約30年
エノコログサ
黒松寄せ 樹齢約40年

秋分を過ぎ10月8日には寒露を迎え、暦の上では徐々に秋深まってゆく季節です。
とは言え、旧暦と新暦のずれに温暖化の影響もあってか、まだまだ夏のなごりが絶えません。

カリンは昔に中国からやって来たもので、生薬や果実酒として利用されてきました。
実はもちろんのこと、新葉の美しさから薄桃色の花、秋には見事に紅葉して、
冬には落葉後の枯木立、幹姿も美しく特徴的です。庭木や園芸、特に盆栽では人気のある樹種といえます。
今付いている実はこれから黄色く熟して、とても甘い香りを辺りいっぱいに漂わせます。

空き地や原っぱでふさふさ毛ばだった花穂を取って遊んだ記憶がある方も多いでしょう。
猫じゃらしと言ったほうが、ピンとくる人は多いかも知れません。
エノコログサはイネ科の植物で穀物の粟の原種とされています。

黒松も春に出てきた新芽が葉となり立派に出そろいました。
彼岸明けの頃にはしっかりと養分をとって、飾れるようになります。
松林の景色を見せるつくりで、そっと目を閉じて松風に耳を傾けてみるのも良いでしょう。

秋深まり、実が熟し紅葉が始まり、山々は錦に色づき始めます。
動物たちは冬に備えて懸命に蓄えて、魚も脂がのって美味い時期です。
食欲の秋に芸術の秋と私たちもある意味肥えていきそうです。
スポーツの秋とはそういう意味も含んでいるのでしょうか。


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