2016年2月19日金曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。





上から、
サンシュユ 樹齢約25年
雪柳
黒松    樹齢約50年

立春を過ぎ2月19日には春の2番目の節気にあたる雨水となります。

雪は雨に変わり、氷を溶かし水が大地に染み渡ってゆきます。

しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。

三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。


中国、朝鮮半島原産のサンシュユ、
その名前は中国名の「山茱萸」を音読みしたものです。

別名で 「春黄金花(はるこがねばな)」と言い、
”木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝く”様を表しています。

白梅、紅梅に木瓜と、春を告げる花は白そして赤と続き、
いよいよ黄色へと変化してゆく頃、春一番が吹き始めます。


雪柳は柳のように扇状にカーブし枝を垂れて真っ白な花をつけます。

満開に咲いた時は、まるでそこだけに雪が降っていたかのように
真っ白なかたまりになって見えます。

こちらも春を告げる代表的な種類です。


常盤の緑を保つ黒松も、何も変化が無いように見えて、
着実に春を感じとっています。

緑が次第にいきいきとしてきたのが分かります。

葉の奥で眠っているように見える新芽が、しばらくすると動きだすのでしょう。

そうなると室内には飾れなくなるので、
こちらもその変化を見逃さないようにしなければいけません。


水温むと言っても何ということはないと思う方も多いでしょうが、
自然界にとっては待ちに待った春の到来を感じられることです。

植物も動物も深い眠りから覚めるきっかけとなります。


さあ、目覚めよ!春が来た!春は足下から始まるのでしょう。




株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2016年2月17日水曜日

懐食みちば|2月のランチ

懐食みちば2月のランチについて森川料理長が解説致します。

2016年2月9日火曜日

盆栽の飾り替えをいたしました

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非お食事と共にお楽しみください。





上から、

ヒイラギ 樹齢約40年
木瓜   樹齢約15年
五葉松  樹齢約60年

2月4日で立春となり、暦の上では春の到来です。前日の3日は節分。

季節の変わり目に邪気が生じ、それを追い払う為に「鬼は外福は内」と豆を撒くことは、
子供の頃から知っての通りです。

節分当日の夕暮れ、柊の枝に鰯の頭を刺したもの(柊鰯)を戸口に立てて置くことも、
古くは平安時代からの名残りのようです。

鰯の匂いにつられて顔を近づけた鬼の目に柊の葉が刺さり逃げて行く、
といった仕掛けになっているようですが、手入れをする職人にも優しくない木であります。


木瓜の花が咲き始めました。

春の到来を告げる花らしく、ぷっくりふくらんだ蕾から、
丸みのある可愛らしい花を咲かせます。

ちなみに冬の内から咲く木瓜は寒木瓜と言います。
花後に実をつけ、それが瓜のように見えることから、
木になる瓜、木瓜となったようです。


五葉松は常盤の緑を保ち、春を到来を前にしてより正気取り戻してきたようです。

そして短くつまった葉姿、黒松や赤松と比べても、
その力強い幹に品格を感じさせる総体は能舞台の背景にある鏡板に描かれた老松を思わせます。

盆栽界において五葉松は松の中の王、総じて盆栽の王様と言われる由縁です。


春の到来は全ての生き物にとって待ち望んでいたものでしょう。

草木も動物もそして人間も。

春は名のみと言いますが、それでも僅かなしるしを見つけて感じるのもこの季節です。




株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵