2016年4月25日月曜日

盆栽の飾り替えをいたしました





真柏 樹齢約60年
アヤメ
藤   樹齢約15年

4月20日で穀雨を迎え、春の雨が田畑を潤し、穀物の成長を助ける恵みの雨となる頃です。
九州地方では大地震にみまわれ、雨は避けたいところです。
なんとか多くの人の無事と早い復旧が望まれます。

藤は日本の原種であり、万葉集でも歌われて、古くから日本人に親しまれてきました。
蔓性の特性を活かし藤棚として使われたり、山では他の木に巻きついて繁茂してゆきます。
青葉におおわれた山に紫色が所々にその存在を知らせています。

アヤメも咲き出しました。
「いずれが文目か杜若」というようにアヤメ、花菖蒲、杜若といずれも似たような花ですが、花弁の中央部に網目模様が見えるものがアヤメです。
どちらも確かに美しいものです。

真柏は深い山の崖のような場所でも生きるたくましい生命力をもっています。
雷や突風に打ち倒され、舎利といわれる骨のような木の芯の部分が現われ、それでも生き続ける力があり、舎利はまるで彫刻されたアートのようでもあります。

春深し、次の節気は立夏となり春の終わりを意味します。
梅雨がきて日本のむし暑い夏を前に、ゆく春を惜しむ。
朧月に春のなごりを感じるこの頃です。


株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵

2016年4月11日月曜日

春の盆栽

店内の盆栽を飾り替えいたしました。
是非、春を感じるお食事と共にお楽しみいただければと思います。

 



          山ツツジ 樹齢約15年
          丹頂草
          五葉松  樹齢約50年

4月4日は24節気の清明にあたります。
天地万物の気が満ちて、清く明らかになります。
散り桜も美しくいよいよ春もたけなわ、新しい命の芽吹きが始まります。

派手な花を咲かせることも、紅葉したり落葉したりすることもない五葉松、なんの変化もしない松と思われがちですが、しっかりと春の陽気にふれて新芽を伸ばします。
芽が動き始めると、そこからは陽の光りに沢山あたらなければいけません。
今期最後の松飾りです。
次に松が飾れるようなるのは9月秋の彼岸の頃、今年の新葉がしっかり固まってからとなります。

丹頂草は丹頂鶴がひょいと首を上げるように可愛らしい花を咲かせています。
雪解けの清らかな岩清水流れるほとりで春を告げる花です。
花から遅れて出てくる葉は赤ちゃんの手のように可愛らしい。
夏になれば、涼しげな葉姿で飾りになります。

サクラに続いてツツジが咲き出しました。
日本各地の山野に自生し庭木にもよく使われており、身近で見られる花です。
子供の頃、帰り道で花の蜜を吸って歩いた記憶がよみがえる方も多いでしょうか。
しかし、ツツジの中には毒性がある種類もあるので、注意してください。

この頃は水も空気も清く美しく、外に出て深呼吸すれば心身が浄化されるようです。花粉症の方にはお気の毒ですが。

株式会社エスキューブ
銀座雨竹庵