2017年5月30日火曜日

店内の盆栽が新しくなりました。






       岩がらみ 樹齢約30年
       ユキノシタ
       サツキ 樹齢約40年

5月21日で小満をむかえ大地の気が満ちてゆきます。山の木々はすっかり緑が繁茂し、
植物も動物も花を咲かせ、子をつくり、命の輝きを見せてくれます。

岩がらみは文字通り岩や木に張り付いて枝を伸ばし花を咲かせます。
アジサイの原種ともいわれ、白い額を外側に中は小さな小花を密にして咲きます。
アジサイよりも楚々としていて野趣があり、山の中で咲いているのがイメージしやすいものです。

ユキノシタも文字通り冬の間は雪の下で葉を保ち、いよいよ初夏の頃に花茎をすっと伸ばして可愛らしい花を咲かせます。
山の岩場などで根を張り、群生して花を咲かせると、白い小花がいっぱいになって雪のように見えるのですね。

サツキが鮮やかな花を咲かせました。
ツツジの仲間であるサツキは古く旧暦の五月を皐月と言い、他のツツジ類に比べ皐月の頃に遅れて咲いてくることで
サツキツツジと呼ばれました。
花形良く小葉で幹もきれいで尚且つ丈夫であることから、交配され様々な品種が発表され人気を博しています。
五月雨、皐月晴れとどちらも旧暦の5月を言い、現代の暦では6月の梅雨どきの空模様を表しています。
サツキが咲き終わる頃には梅雨入りが近いのでしょう。今は爽やかな初夏の陽気を楽しむのが一番です。



2017年5月16日火曜日

店内を彩る盆栽をお楽しみください




      山もみじ  樹齢約35年
      アヤメ
      真柏  樹齢約60年


立夏を過ぎて風薫る季節です。山々は新緑に覆われ、生命の輝きが満ち溢れているようです。
険しい山に生きる真柏は風雪に押しつぶされながらもたくましく崖から枝を伸ばし、今やと葉を茂らせています。
炎天の真夏に入るまではいっきに力をみなぎらせているようです。

山もみじの寄植えはもみじ林のように見せています。
まだ出たばかりの新葉に太陽の光が透けるようで、葉陰は薄く清廉な空気が漂っているようです。
木々の間を鹿などの動物たちが歩いている絵が想像できるでしょう。

アヤメが咲きだすと夏の始まりを感じます。
アヤメは湿地の植物のように思われていますが、低山から高原の明るい草原に見られる植物です。
「いずれはアヤメかカキツバタ」と、よく似ていてどちらも良いという
言いまわしがありますが、アヤメは乾いた土地を好み、カキツバタは湿地を好みますので、本来住処は離れているようです。

夏の始まりと同時に、梅雨がくるまでの良日が永く続くのを願う方も多いでしょう。
暑くなってきても、カラッとして風が気持ち良いこの頃は、予定が無くとも自然と外に出かけたくなる気分になるものです。