2017年8月21日月曜日

店内の盆栽が新しくなりました。






     ケヤキ 樹齢約50年
     屋久島すすき
     真柏石付き 樹齢約50年

立秋を過ぎ、8月23日には処暑をむかえます。
暦では暑さもピークを越えて、朝夕が涼しく感じられる頃となるようですが、
現代の気候にはあてはまらなくなっているようです。

夏休みをつかって田舎に帰郷した方も多いでしょう。
子供の頃によく遊んだ神社や公園のケヤキが気がつけば大きな老大木なっていたなんてこともあるかも知れません。
多くの自治体がケヤキをシンボルとして、県の木、市の木、町の木として指定しています。
街路樹や公園などによく使われ、とても身近に感じられる木ではないでしょうか。

屋久島すすきが早くも穂を出しています。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども…」とは申しますが、少しずつ秋はやって来ています。
今年の仲秋の名月、十五夜は10月4日とやや遅めです。

真柏の石付き盆栽はまるで山中の樹海のように鬱蒼として見えます。
夏の日差しを遮り、動物たちの隠れ家となっているのでしょう。
薄暗い森の中は涼しく、苔に覆われたオアシスといったところでしょうか。

暑い日々が続いていても、秋になれば残暑といいます。
暦の上と言わずに、微かな秋の気配を見つけてみましょう。

2017年8月8日火曜日

微かな秋の気配を盆栽で






夏ヅタ 樹齢約35年
風知草
桧寄せ 樹齢約40年

8月7日で立秋となり暦の上では秋の始まりです。まだまだ暑さ厳しく残暑ですが、夏は終わります。
異常気象や温暖化の影響で昔の季節感とはかなりのズレがあるようです。

蔦はたくましい生命力を持った樹です。
山では樹や岩に街中ではビルの緑化にあらゆる所に張り付きつたって生きています。
今はみずみずしい青葉を繁らせてゆき、夏の暑さにじっと耐え、秋には美しく紅葉してくれます。

風知草のなかでも葉に白い縞が入る縞風知草はより涼やかな雰囲気を感じさせてくれます。
名前だけでも夏に飾りたくなるものですが、正式な植物名はウラハグサ。
葉の元をよく見るとねじれているのがわかります。それはそれ、風知草と呼びたくなる気持ちもわかります。

桧林を思わせる寄せ植え造りの盆栽です。
桧の歴史は古く、弥生時代から桧の材木は随一とされ、神社仏閣の多くにヒノキ材が使われています。
よって桧の人工林は多く点在しており、里山の原風景を感じられます。

暑い日々が続いていても、秋になれば残暑といいます。
暦の上と言わずに、微かな秋の気配を見つけてみましょう。

「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」

秋の気配を探るのも暑さを紛らわすのに良いのかも知れません。