2018年8月17日金曜日

店内の盆栽が新しくなりました







     桧             樹齢約35年
     鷺草(サギソウ) 
     姫孟宗竹(ヒメモウソウチク) 
     韮(ニラ)
     小楢(コナラ)  樹齢約40年

8月23日で秋の2つ目になる節気である処暑を迎えます。
朝夕には涼しさを感じられてくる頃でしょうか。
しかし、まだまだ残暑厳しい季節が続きます。

桧の歴史は古く、弥生時代から桧の材木は随一とされ、神社仏閣の多くにヒノキ材が使われています。
よって桧の人工林は各地に多く点在しており、里山の原風景を感じられます。
田舎へ帰ったおり、涼やかな冷気が漂う暗い桧林は少し近寄りがたい雰囲気を感じたものです。

白鷺が羽を広げた様子に見立て名付けられた鷺草は、日本各地の日当たりのよい低地の湿地に生える球根性のランです。
残暑厳しい中で咲きだす、涼やかな花は夏の一服の清涼剤と言える人気の花です。

姫孟宗竹は七夕に因み飾ります。
8月17日は旧暦の七夕にあたります。
本来、七夕は秋の行事でありお盆とも密接な関係があったようです。
それに7月7日は梅雨の只中ですから、織姫も彦星にはまず会えないことになってしまいます。
そんなのは悲し過ぎるではありませんか。

ニラ(韮)は8〜10月に咲くユリ科の花。
畑、草地に生息する多年草で花茎を出し、真っ白い花をつけます。
ニラというと真っ先に食材と思う方も多いでしょうが、こんな可愛らしい花を見せてくれます。
ちなみに葉っぱをちぎるとちゃんとニラの匂いがしますが、ちぎらないでください。

コナラは日本及び朝鮮半島を原産とする落葉樹でクヌギと共に雑木林の代表格です。
枝先にまだ小指の爪ほどの小さなドングリが見えています。
里山の生き物の貴重な食糧となるほか、シイタケのホダ木、薪、家具材として大変に馴染みが深い樹木です。
夏休みの里山ではカブト虫やクワガタ虫の採れる、子供達の宝の山になるでしょう。


2018年8月7日火曜日

店内の盆栽が新しくなりました








小楢(コナラ) 樹齢約30年
イチョウ    樹齢約5年
イチジク    樹齢約20年
シノブ
真柏      樹齢約60年

8月7日で立秋となり暦の上では秋の始まりです。
まだまだ暑さ厳しく残暑ですが、夏は終わります。
異常気象や温暖化の影響で昔の季節感とはかなりのズレがあるようです。
コナラは日本及び朝鮮半島を原産とする落葉樹でクヌギと共に雑木林の代表格です。
枝先にまだ小指の爪ほどの小さなドングリが見えています。里山の生き物の貴重な食糧となるほか、シイタケのホダ木、薪、家具材として大変に馴染みが深い樹木です。
夏休みの里山ではカブト虫やクワガタ虫の採れる、子供達の宝の山になるでしょう。

イチョウは中国原産の裸子植物。
街路樹や公園など全国で普通に見かける樹木ですが、分類上は特殊な樹木です。
世界古来の樹木で氷河期にほぼ絶滅という危機に瀕していました。
現在のイチョウは生きる化石と言われていますが、暑さにも負けずたんたんと若芽を伸ばしています。

いちじくの実が徐々に大きくなってきました。
漢字では「無花果」と書くのは、花を咲かせずに果実をつけるように見えることからついた名前です。
しかし、この実のように見えるのは[花のう]といって中に無数の小さな花をもった袋のようなもの。
渡来した江戸時代には、不老長寿の実とも言われていたようです。

樹木の樹皮やウロなどにはりついて生きる着生植物のシノブは、この時期に苔玉やつりしのぶなどでよく見かけます。
山林などの自生地の冷気を感じさせるのはもとより、「暑さを耐え忍ぶ」の語呂あわせで夏の風物詩の一つになっています。
真柏は深い山の崖のような場所でも生きるたくましい生命力をもっています。
雷や突風に打ち倒され、舎利といわれる骨のような木の芯の部分が現われながらも捻転し枝葉を伸ばしています。
舎利はまるで彫刻されたアートのようでもあります。

深山の清らかな空気を纏い、そこにあるだけでまわりの空気がピリリとひき締まるようです。