2018年8月7日火曜日

店内の盆栽が新しくなりました








小楢(コナラ) 樹齢約30年
イチョウ    樹齢約5年
イチジク    樹齢約20年
シノブ
真柏      樹齢約60年

8月7日で立秋となり暦の上では秋の始まりです。
まだまだ暑さ厳しく残暑ですが、夏は終わります。
異常気象や温暖化の影響で昔の季節感とはかなりのズレがあるようです。
コナラは日本及び朝鮮半島を原産とする落葉樹でクヌギと共に雑木林の代表格です。
枝先にまだ小指の爪ほどの小さなドングリが見えています。里山の生き物の貴重な食糧となるほか、シイタケのホダ木、薪、家具材として大変に馴染みが深い樹木です。
夏休みの里山ではカブト虫やクワガタ虫の採れる、子供達の宝の山になるでしょう。

イチョウは中国原産の裸子植物。
街路樹や公園など全国で普通に見かける樹木ですが、分類上は特殊な樹木です。
世界古来の樹木で氷河期にほぼ絶滅という危機に瀕していました。
現在のイチョウは生きる化石と言われていますが、暑さにも負けずたんたんと若芽を伸ばしています。

いちじくの実が徐々に大きくなってきました。
漢字では「無花果」と書くのは、花を咲かせずに果実をつけるように見えることからついた名前です。
しかし、この実のように見えるのは[花のう]といって中に無数の小さな花をもった袋のようなもの。
渡来した江戸時代には、不老長寿の実とも言われていたようです。

樹木の樹皮やウロなどにはりついて生きる着生植物のシノブは、この時期に苔玉やつりしのぶなどでよく見かけます。
山林などの自生地の冷気を感じさせるのはもとより、「暑さを耐え忍ぶ」の語呂あわせで夏の風物詩の一つになっています。
真柏は深い山の崖のような場所でも生きるたくましい生命力をもっています。
雷や突風に打ち倒され、舎利といわれる骨のような木の芯の部分が現われながらも捻転し枝葉を伸ばしています。
舎利はまるで彫刻されたアートのようでもあります。

深山の清らかな空気を纏い、そこにあるだけでまわりの空気がピリリとひき締まるようです。

0 件のコメント:

コメントを投稿