2018年10月19日金曜日

店内の盆栽が新しくなりました







五葉松(ゴヨウマツ) 樹齢約70年
苔もも
赤松(アカマツ)       樹齢約10年 
風知草と竜胆に野菊寄せ
姫柿(ヒメガキ)       樹齢約40年

10月23日は24節気の霜降にあたります。いよいよ秋深まり朝晩はぐっと冷えこみ、冬が近いことを予感させます。

五葉松も今年の新葉がしっかりと固まり、飾れるようになりました。冷気にあたりさらに凛としてきたようです。五葉松は読んで字の如く、ひとつの芽から針葉が5つ出るもので、他の松類と分ける特徴といえます。葉が細かいことで樹をより大きく見せるとともに、棚といわれる葉組みが作り易く、盆栽として理想の形を求められる。いわゆる盆栽の王道を行く素材といえます。

苔ももの実も色づきはじめ、冬が近いことを知らせています。コケモモは冬の寒さにも強く、-40度の環境下でも耐える力があり、葉も落とさずに可愛らしい実を見せてくれます。実は酸味が強いですが、北欧ではジャムや甘煮にして食す習慣があります。

赤松は日当たりの良い尾根筋などによく見られる陽樹。樹皮は赤く、古くなると亀甲状に割れる。松は、アカマツとクロマツの総称で、アカマツの生育地は内陸部、クロマツは海岸部と、生育地をすみ分けています。アカマツは、秋の味覚の王様であるマツタケがとれることで有名です。

風知草の中に野菊や竜胆が混生していて、野原からそのまま持ってきたような姿です。すっと立っているのは桔梗で、そちらはすでに花は咲き終わっています。やがて花は終わり葉は紅葉して枯れてゆきますが、それもまた自然の流れを感じられ良いものです。

姫柿は柿のミニチュアのような可愛らしい実が色づき楽しませてくれています。昔中国から持ち込まれたもので、柿渋を採取するためと、鑑賞用として渡来したようです。渋が強いのと、果肉より種の占める割合が多いので、食用には向きません。実持ちがよく、年明けまでついていることもあり長く楽しめます。渋が強いせいか鳥もあまり食べないので、尚の事ですね。

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