2018年12月3日月曜日

店内の盆栽が新しくなりました








上から
        美男葛(ビナンカズラ) 樹齢約40年
        石菖(セキショウ)
        姫柿(ヒメガキ)  樹齢約35年 
        黄金羊歯(コガネシダ)
        五葉松(ゴヨウマツ)  樹齢約60年


12月7日で24節気の大雪となります。寒さが日に日に厳しくなり、
山々だけでなく平地にも雪が降り出す頃となります。
いよいよ冬本番というところでしょうか。

美男葛はまるで木いちごが大きくなったような真っ赤な実を見せています。
実自体は苦味があり漢方として利用されるようです。
昔、蔓から粘液を採り整髪料に使っていたことから、この名になったそうです。
別名に実葛(サネカズラ)とも言われます。

石菖は常緑の多年生植物で本州以南の山野の水辺に自生しています。
冬の間も緑を保ち、斑が入ってとても鮮やかです。
鑑賞用の他、根や葉を漢方薬として使われています。
菖蒲と同属で『石菖蒲』を省略して石菖と呼ばれるようになったようです。

姫柿は柿のミニチュアのような可愛らしい実が色づき楽しませてくれています。
落葉後は実が際立ち冬の姿として観れるのも良いところです。
昔中国から持ち込まれたもので、柿渋を採取するためと、鑑賞用として渡来したようです。
渋が強いのと、果肉より種の占める割合が多いので、食用には向きません。
実持ちがよく、年明けまでついていることもあり長く楽しめます。

黄金シダは黄色から赤に染まって正に黄金色に見えるようです。
夏場の綺麗な緑は涼を演出してくれて、園芸、盆栽の世界ではポピュラーなものです。
山林の木元や岩壁などに自生が見られることがありますが、
マニアの採取や環境変化などで自然界では少なくなっているようです。

五葉松も冷気にあたりさらに凛としてきたようです。
五葉松は読んで字の如く、ひとつの芽から針葉が5つ出るもので、
他の松類と分ける特徴といえます。
葉が細かいことで樹をより大きく見せるとともに、
棚といわれる葉組みが作り易く、盆栽として理想の形を求められます。



銀座雨竹庵

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